2013
12.25

萩丘放課後児童会防災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

2014030311195_ilm22_bc04027-s-thumbnail2.jpg浜松市萩丘小学校にある放課後児童会の1~3年生を対象にした防災講座を行ってきました。
指導員の先生方が子どもたちに防災の必要性を熱心に伝えたいという思いから実現した講座です。

萩丘小学校は、浜松市の中区にあり災害時、応急救護所が併設される避難所となる施設です。中区は比較的、津波被害などは大きく受けないと予想されている場所ですが、住宅密集地であるため、地震が起きた場合、建物の倒壊はもちろんのこと、火災の危険性が大きいところだと言われています。子どもたちにも学校がどんな場所であるかを知らせておくことは必要だと思います。

さて、講座開始。「みんなの防災知識はどれくらいなのだろう」ということで○×クイズを行いました。指導員の先生も交じって、質問ごとに、手で大きく「まる~!」「ばつ~!」などジェスチャーでにぎやかでした。おとなと違って子どもたちはつまらないと反応がすぐに出てくるので、防災に関心を深めるようなくふうも考えつつ進めていきましたが、子どもたちはなかなか手ごわいです。毛布を使っての “ぴっぴちゃんを救え”では、毛布を担架に見立てて、あかちゃんぴっぴちゃんを運ぶ方法を考えてもらうのですが、ぴっぴちゃんの中には水を入れたペットボトルが入っていて、本物のあかちゃんくらいの重さにしてあります。小1の女の子たちは、どちらかというとぴっぴちゃんを抱くことに興味がいってしまい、「私も」「私も」状態でひととおり抱っこ。あかちゃんを運ぶにはどんな工夫がいいかという話で初めふざけていた子どもたちもだんだん真剣に取り組んでくれました。

この度のように児童会で講座が可能だという可能性を改めて知り、今後、指導員の方々にも多く関心を持っていただければまた、子どもたちの防災への関心も広がっていくのでしょうね。

<hiro>