10.29
外国人と共に体験・防災フェア2012
10月20日(土) 西区の浜松市外国人学習支援センター(主催)で外国人のための防災フェアが開催されました。
学校や地域の自主防災組織などでは定期的に防災訓練が行われていますが、日本語が分からなかったり、訓練を知らなかったり、地域社会に参加していないという意識から、参加しづらい人たちもいるそうです。
そこで、日頃センターで学習に参加している外国人やそれを支えるボランティアの皆さん、また地域の人たちと共に楽しく防災を学び、意識を高めていこうというのが今回の目的だそうです。
ぴっぴは楽しく学べる防災ワークショップ(身の回りのもので作るスリッパ・カッパづくり、ぴっぴちゃんを救え)を担当することでイベントに協力しました。
当日は外国人とボランティアがペアになった4チームが、起震車、スモークハウス、AED講習、消火器訓練そして、ぴっぴの防災ワークショップを順番に巡る形で進められました。
何が必要なのか、目で見てよく分かるように、非常持ち出し品も展示されています。
地震を体験したことがない人たちのために、今回はイラストも見てもらいました。
皆さん、和気あいあいと、大変楽しそうに参加して下さいました。
毛布の担架を持ちあげる時の掛け声は「いち・にの・さん」ではなくて
「ワン・ツー・スリー」でした。
「ぴっぴちゃん、だいじょうぶだよ~」と心やさしく声をかける姿もありました。
もしも災害に遭遇してしまっても、今日の様な訓練を体験していれば、慌てたり、躊躇したりすることなく、地域の人たちと共に乗り越えていけるのではないでしょうか。
<やまねくん>
参考:浜松市外国人学習支援センター
愛称「U-ToC」(雄踏のTodo Mundo(みんなの)センター)で親しまれています。
URL<http://www.hi-hice.jp/u-toc/>