2007
01.20

子どもを守る防災ワークショップ<三ケ日児童館>

事業:ぼうさいぴっぴ

子どもを守る防災ワークショップin三ケ日児童館

三ケ日総合福祉センター内 三ケ日児童館「ちっびこひろば」での講座でした。未就園児とその保護者40組近くが参加者して下さいました。
楽しいお歌とかわいいお誕生会のあと、講座がスタート。

「今、あなたが住んでる家は安全ですか?」
地震発生時に、自宅が安全であれば避難する必要はありません。耐震構造の家屋と、そうでない家屋とでは「揺れ」にどれほどの違いがあるかを実際にこの目で確かめます。そこで紙製の家屋模型・「かみぶるる」の登場です。
「すじかい」を施した場合とそうでない場合とでは明らかに違うことが確認できます。

聞紙を利用したスリッパ

次に、身近なもので代用品を作りました。チラシ(新聞紙よりも厚手で、つるつるしている)を使って簡単コップ。中にラップやホイルを敷けば、液体でもOKですし、何回でも使えます。
また、新聞紙を利用したスリッパも避難所での生活や、飛び散った危険物から足を守ったり、保温にも役立ちます。いつもよりも少し小さめに作って、ちびっこ達もはいてみました。大喜びです。

そして、ビニール袋のコート作り。ちびっこ達もとても楽しそうに、そして真剣に取り組んでいましたよ。マジックインクや、ビニールテープを使ってオリジナル・デザインの素敵なコートが出来上がり。

豆知識として、「こども用ベスト」も紹介。胸や、背中なとたくさんのポケットの中にハンカチ・テッシュ・着替え・ホイッスル・常備薬・軍手・身分証明書な どを入れておきます。災害時に着せて避難します。両手が空けば安全だし、手を繋ぐこともできます。「あめ玉」なども入れておくといいですね。

ビニール袋のコート作り

非常持ち出し品などは、特別に備えるのではなく日常使用している物を工夫すればよいし、アウトドア用品など、キャンプ感覚で利用できそうなものもありそうですね。水などとともに、一箇所におくのではなく何箇所にも分けておくのが良いそうです。


<やまねくん>