03.11
子育て世代への災害支援~3.11からはじまった支援のかたち~
私たちぴっぴにとっても、3月11日は忘れようのない日です。この日から始まったいろいろなことが、今日までのぴっぴの活動を大きく動かしました。
自然災害は多くの命を奪います。だからこそ、生き残った命を守り、大切に育てたい。子育て世代のための災害支援にはとても重い意味があります。
大規模災害時には物資が不足します。特に、乳幼児用品やアレルギー用品は、公的な備蓄が十分ではありません。支援物資が届いても、乳幼児家庭が支援物資を求めて何度も配布の列に並ぶのは大変なことでした。東日本大震災の後、ぴっぴは被災した地域や支援した方々を訪れ、災害時に何が必要だったのかの調査を行いました。調査結果から、10品目の支援物資をひとまとめにしてバッグに入れ、配布することを考えました。これを「つながる支援パック」と名付け、災害時に必要な人に行き渡らせるためのしくみを試行錯誤していたところ、平成28年4月に熊本地震が発災。そこで、ぴっぴはこの「つながる支援パック」を熊本に届けることを決め、募金活動を行い、多くの方の支援のもとに、このパック100個を熊本に送り届けることができました。
あれからまた、1年近い月日が過ぎましたが、災害は再び、いつでも、どこでも起こり得ます。そのときにできるだけ早く、必要な支援ができるように――ぴっぴは、「つながる支援パック」の考え(マークがそのコンセプトを表しています)を広め、大規模災害発生時には子育て世代にこのパックを送ることができるように、ずっとこの活動を続ける事を決めました。
この活動には、原資が必要です。そこで、ぴっぴとつながる皆様には、この活動のための寄付をお願いしたいのです。熊本地震のときのように期限を区切った寄付のお願いではありません。「いつも」「いつでも」寄付していただければ、ぴっぴがそのお金を「ずっと」、子育て世代への災害支援のための活動に役立てていきます。賛同してくださるかたは、どうが、リンク先のページから、寄付の申し込みをしてください。
<ずきんちゃん>