2021
07.20

大学学生と子育て支援事業を考える

事業:その他

7月14日(水)、聖隷クリストファー大学の4年生に向けて、浜松市ファミリー・サポート・センターを事例に、子育て支援の現状と課題について話し、子育て支援事業について考えました。

学生生活も残りわずかとなった大学4年生と一緒に実際の子育て支援の現場の話を、ファミリー・サポート・センターの活動を通して伝えました。次に、子育ての地域課題を考え、具体的な支援策をグループに分かれて話し合いました。3年生の時に子育ての課題をどのように知ることができるかということを考えた授業があったということで、たくさんある“解決したい課題”を絞り込み、具体的な支援方法まで、短時間で話し合うことができました。

20210712聖隷クリストファー大学

あと1年もたたないうちに社会人となって、保育や子育て支援の現場に出る彼らには、まだ子育て経験という機会はありません。しかし今回の授業の様子を見て、授業の中で子育ての現状や課題について調べ、客観的に捉えている様子がわかり、頼もしいと感じました。「現場をやっているからこそわかること」が彼らにうまく伝わってくれたらうれしいです。子育ての課題は、子育て中の当事者だけでは解決できません。だからこそ、まだ子育てをしたことがない彼らのような若者も一緒に子育てについて考え、さらに子育てしやすい社会になってくれたら素敵です。

(わかば)