11.07
浜松市主催ハッカソンに参加
11月2日(土曜日)「浜松で地域課題解決やらまいか!データ・フュージョン・キャンプ2024ハッカソン」に参加しました。
「ハッカソン」とは、「ハック(システムを解析する)と「マラソン」を掛け合わせた造語。主にソフトウェア開発のエンジニアやデザイナー、プログラマーなどが集まり、一定期間集中的にアプリケーションやシステムなどを開発するイベントのことです。
この日は、事前にアイデアソン(アイデア+マラソンの造語)で出した4グループのテーマをもとに、サービスの開発、発表を行いました。
市内外から、行政職員や民間企業などさまざまな立場の方々が参加していましたが、私は浜松で活動するNPO職員として参加しました。
私のチームは、東京と浜松で働くプログラマー、情報学部の大学生、という頼もしいメンバー構成。浜松市の人口減少と若者流出を課題に取り上げ、幼少の頃から様々な五感を満たす体験を重ねることで「浜松への愛着をはぐくむ」ことを課題解決のテーマとしました。
サービスの内容は「~浜松de五感を満たす~おでかけ先提案アプリ」で、公式LINEの開発に取り組みました。浜松市データ基盤からリアルタイムな天候・交通・冠水情報等を取得して、botで会話しながら、おすすめのスポットやイベントを提案する、というものです。
プログラマーたちが頑張って開発している間、私はLINEのリッチメニュー画像や、プレゼン資料作りをしました。
事前にスラッグで打ち合わせをしていたものの、当日まで浜松市のデータ連携基盤に接続できなかったり、開発に苦戦する部分もあったりして、試作品が完成したのは終了間際ギリギリに。でも、きちんと形になったことに、とにかく感謝と感動がありました。たった一日で、すごい!
イベントでは最後に受賞者の発表をするのですが、優勝が「にげまいか!アプリ(冠水閾値越えを電話で通知)」、準優勝が「イベント情報収集加工アプリ」でした。また、賞は逃しましたが、笑顔センサーを利用した「助け合いアプリ」もあり、すべてのチームでプレゼンも試作品もレベルが高く、皆さん素晴らしかったです。
私たちのチーム発表については、「実際に浜松で活動しているNPO職員が参加して、リアルな課題に取り組むことに意味がある」と言っていただき、大変でしたが参加できて本当によかったと思えました。ソフト開発の技術はないですが、浜松が大好きで貢献したい気持ちだけは強く持っています。今回、いろいろ学んだことを、NPOの活動に生かしていければと思います。
主催の市職員の皆さんをはじめ、code for Japanスタッフの皆さん、お疲れさまでした。影ながらのサポートにも感謝しています。お弁当と夕飯のピザも美味しかったです。ありがとうごさいました!
(miwa)