「母と女性教職員の会　静岡県集会」に参加

事業：その他

10月12日(土）、静岡県男女共同参画センターあざれあにて開催された静岡県教職員組合主催の「母と女性教職員の会　静岡県集会」の分科会に、協力者として参加しました。

参加した分科会では、小学生の子どもたちと地域とのつながりから生まれる子どもの育ちについて、牧之原の小学校の事例発表やグループワークが行われました。協力者も事例や経験をもとに、少しお時間をいただき、お話しさせていただきました。

様々な事例を聞きましたが、コロナ禍の影響から、PTA活動がなくなっている学校があったり、地域で自主的に“見守り隊”が作られたり、地域全体で子どもたちのためにお金を集めて学校に寄付されていたりと、静岡県内でも地域によって取り組みがずいぶん違うようで驚きました。また、その地域の連携や支えを、先生方は口を揃えて「ありがたい」「私たちは恵まれている」とおっしゃっていました。そういういい関係が作れている地域では、地域の人たちにとってもきっと、学校や子どもたちが地域に関わってくれているからこそ得られるものがあり、喜ばれているのではないかと感じます。

そして、子どもに関する悩みや不安についての発表では、子どもと過ごす時間が少ないことや、自身の子どもが友人とのかかわりのなかで悩んでいることが気になっているなど、学校の先生でも親として悩むことは、子育て教室に参加している親たちと同じなのだなと感じました。

子どもたちが成長する中で、地域やたくさんの人と出会い、たくさんの場を経験し、いろいろな価値観や考え方・感性を身につけていき、感動したり悩んだりしながら成長してほしいです。その子どもたちがまた大人になって、子育てを楽しめるようになることを願います。

（わかば）