中高校生ボランティア入門講座で「減災が学べるトランプ」

事業：その他

8月7日(日）、森町社会福祉協議会が主催で行われている「中高生ボランティア体験入門講座」で防災講座を行いました。
今回参加してくれた中高校生は、全5日間の講習を受講していて、今回4日目の講座でした。夏休みの土日を利用して受講しているそうですが、まったく疲れを見せず、防災を学んでくれました。

この講座があった週半ばには、山形や新潟などの日本海側で、大雨による大きな被害が出た時でもあったので、いざという時のために備えておくことや、災害について知っておくことの大切さについて、参加した中高生も感じてくれたようです。森町は土砂災害が起こり得る可能性もあるので、他人ごとではないのです。

今回の講座には、災害時に地域のために役立つ人材となってもらえるようにするという大きな目標がありました。一般的には関心度の低い「防災」に興味を持って参加してくれるか心配でしたが、「減災が学べるトランプ」で「いきのこりんぐ」というゲームで盛り上がりました。さらに講座の終了時には、「いきのこりんぐ」のゲームリーダーもやれそうだという参加者もいて、頼もしい限りです。同級生や子どもたち同士でも、このようなゲームを通じて防災を学ぶことはできるので、ぜひ繰り返しやってみてほしいものです。

今回参加した中高生がすぐに災害現場に出てボランティアをする機会はなかなかないかもしれませんが、将来、彼らが地域のリーダーとして活躍し、この講座で学んでくれたことを少しでも活かして貰えたらうれしいです。

（わかば）