2018
07.31
07.31
スタッフ研修で上下水道を学ぶ
ぴっぴでは毎年、スタッフを対象にさまざまな内容で研修を実施しています。直接的に業務のスキルアップを図るための研修もあれば、浜松市や社会の動向を知り見識を広めるための研修も行います。今回は7月24日(火)、浜松市上下水道部職員の方を講師に招き、「浜松市上下水道事業を知ろう!」というテーマで開催しました。
浜松市の新たな取り組みとして、下水道においては今年4月から既に導入され、現在上水道事業への導入も検討されている「コンセッション方式」について、詳しく学ぶ内容でした。また、災害時の備えや水道復旧など、防災について知ることができる講話もありました。現在まさに、多くの市民が知るべき内容の講座であるため、スタッフ以外でもぴっぴ会員・サポーターの方などに、ご希望により聴講していただけるようにしました。
さて、「コンセッション方式」とはどういうものなのか。浜松市によると、「公共が施設を所有した上で、民間事業者に対して公共施設等運営権を設定し、民間事業者が料金収入等によって施設の運営等を行う方式」とされ、将来にわたって市民が安心・安全な水を使えるよう、課題に対応するために導入が検討されています。
そして、導入に関する検討項目や調査研究の結果等の情報が市のホームページに掲載されています。一見、見慣れない言葉が並んでいるので、関心を持っていなければ読み飛ばしてしまうかもしれません。しかし、水道は人が生きる上で欠かせない重要なものですから、その運営が将来的にどのような形であるべきものなのか、しっかり関心を寄せ動向に注目するべきでしょう。今回の研修は、今後とも市民としてこの問題に関心を持ち続けていくための、よい機会となりました。
(midori)