12.01
防災をテーマにNAOTORA女性サミットの分科会開催
「NAOTORA女性サミット」最終日の11月25日(土)、アクトシティ浜松コングレスセンターにて、分科会「家庭・地域・職場 いろいろな顔を持つ私の防災を経験者と共に考える」を開催しました。
ぴっぴ理事長原田博子がコーディネーターを行い、昨年の熊本地震で被災し、新潟中越地震等ではボランティアを行ったことがある石嶋小織氏、被災地NGO協働センター代表として、被災地での活動を行っている頼政良太氏、浜松市危機管理課副参事兼課長補佐の小林正人氏をゲストに迎え、今回のサミットのテーマ、ワークライフバランスを踏まえて災害発生直後から日常の生活を取り戻すための復興について、それぞれの立場や経験から、お話をしていただきました。
当日は、会議室が満室となるほどの参加者が来てくださり、他の分科会会場からも途中から参加される方も多く、驚きました。日ごろから防災にかかわる活動を行っている人や、現在子育て中の方、経験者の話が聞いてみたくて来られた方など、参加者もいろいろな顔を持っているようでした。
いろいろな顔を持つ参加者には、石嶋氏からの、災害ボランティアを経験していても被災した時に大泣きした話など、実際に被災した時の衝撃はまた違うものだということを聞いて驚いたり、頼政氏からの、支援する時期や状況により支援のあり方は違っても、「地元が地元を支えることができるように支援する」という支援の見方・あり方に共感したりと、参加者の心に響くことがたくさんあったようです。
被災者に、できる限り元の生活に近い生活が送れる日が来ることを祈り、また、私たちもいつ被災者になるかもしれないという危機感を持ちながら、今できることを備えていこうと感じた70分間でした。当日はマスメディア、NHK静岡と静岡新聞取材も入りました。当日夕方には、NHK静岡の夕方の番組で取り上げられたようです。
今後もぴっぴは、防災(減災)をテーマにした活動を続けます。今後もご期待ください。
※当日の様子が「静岡新聞に掲載されました。
<平成29年11月26日朝刊 静岡新聞社許諾済み>