2010
02.07

ぴっぴ×「スイッチオン」プロジェクト

事業:その他

スイッチオン1
1月30日、「スイッチオン」プロジェクトメンバーの皆さんを浜松に迎え、浜松市子育て情報センターにて「ぴっぴ×スイッチオンプロジェクト ライティング・ワークショップ」を開催しました。
「スイッチオン」プロジェクトとは何か?「現役の記者や大学生がデスクとなり、大学生・大学院生が取材から執筆、ネットでの記事公開までを体験するジャーナリスト教育プログラム」だということですが、詳しくはこちらのブログをご覧いただくとして(http://d.hatena.ne.jp/jcej/)

ここでは、ぴっぴ関係者に向けて研修を行っていただきました。
スイッチオン2
参加者には、あらかじめ課題が与えられていました。
「現代における子育ての課題について、400字で書くこと」。
参加者としては、それだけですでに頭を悩ませましたが、この課題は後々、ワークショップの内容と関連づけられ、さらに意表をつく展開となりました。
さまざまな立場の参加者が、それぞれの考えや想いを持ってあたり、ファシリテーターの誘導によって徐々に熱気ある場となっていきました。
「スイッチオン」プロジェクトメンバーのファシリテーションは的確で、ひとりひとりの参加者にとって「ファシリテーターは自分にも注意を向けてくれている」と思え、場への参加を実感できるものでした。
最終的には、事業のプレゼンテーションをする側・される側というロールプレイングが行われましたが、その中から選ばれたいくつかの提案を、その提案をした参加者からプレゼンテーションしました。
他の参加者の発想やプレゼンテーションのしかたなど、大いに学ぶところがありました。
「書くこと」「伝えること」に関して、教室や講座といった形で講師からテクニックを学ぶ場は既にいくつもあるのでしょうが、このように「伝える」姿勢について本質的に学びあう場づくりは、まったく新しく、オリジナリティのある試みだと思います。
「密度の濃い時間でした」
「気づきや学びがたくさんありました」
「日頃いかに限られた人々としかコミュニケーションしていないか、わかりました」
など、参加者のふりかえり感想を聞いても、皆さんそれぞれに満足感や達成感があったようでした。
私自身も、大きな気づきがありました。
「喋る」ときと「書く」ときでは、思考のパターンや速度が全く違うということです。
2つをもっとうまくリンクさせることができれば、伝える力がもっと高められるのかも、と思え、前向きな気持ちになることができました。
JCEJブログ:子育てネットワーク「ぴっぴ」とライティングワークショップを行いました 
<ずきんちゃん>