07.23
0歳児の父親＆母親のための子育て教室
浜松市子育て情報センターとしては初めて、0歳児の親だけを対象とした講座「0歳児の父親＆母親のための子育て教室」（7月4日開催）が終了しました。
1歳未満の赤ちゃんを育てていると、毎日がとにかく必死に過ぎて行く、というのが実際のところではないでしょうか。そんなパパママたちに、親同士や他の親との交流の時間を持ってもらい、またベビーマッサージの体験を通して赤ちゃんとのかかわりに自信をつけてもらいたい、というのがこの講座のテーマです。
講師は、ベビーマッサージセラピストの鈴木陽江さんです。
講座の前半は、赤ちゃんを託児して交流タイム。パパママ同士で話をしながら、赤ちゃんの月齢順に並ぶ大きな輪をつくりました。
つづいていくつか、体をほぐすメニューをしました。写真はなんと、EXILEのChoo Choo Trainのあの振付けを全員でやっているところです（動画でお見せできず残念！）。
心も体もほぐれたところで、輪になって座り、パパママ同士でハンドマッサージの実習をしました。日ごろ、お互いの手をゆっくりマッサージしあうという機会はなかなか持てないパパママも、ゆったりとした時間の中でマッサージをしあいました。
続いて、ベビーマッサージの効用と、マッサージの基本の解説です。
ベビーマッサージとは、親子の絆を深めていくためのもの。泣くことで自分を表現する赤ちゃんと、より良い関係を築くことによって、親は育児へのゆとりや自信を持ち、赤ちゃんにも心身の発達を促します。赤ちゃんの等身大人形を使って、鈴木さんの丁寧な解説がありました。
親だけで過ごす貴重な残り時間を使って、子育てや育児について、心配ごとなどを語り合う時間もとりました。パパたちも積極的に発言していて、親密な空気が流れていました。
託児していた赤ちゃんが戻ってきて、講座の後半は実際に赤ちゃんにベビーマッサージをしました。
「○○ちゃん、○○ちゃん、○○ちゃんのあんよのマッサージ～♪」
やさしい声で語りかけながらのマッサージに、赤ちゃんたちもごきげん。
もうハイハイができる赤ちゃんだと、動き回ってしまって難しかったようですが、また自宅で落ち着いた雰囲気のときに試すことができるといいですね。
ベビーマッサージは「何歳まで」というものではないので、子どもの成長に合わせて親子のふれあいを楽しみましょう。
平日の開催でしたがパパの参加も3割ほどありました。パパの子育てへの関わりは、ますます大きくなっていると感じます。参加したパパからは、「授乳タイムに話したお父さんが同級生だった」「父親は子育てのことで他人と話すことがないので、つながりができてよかった」などの感想をいただきました。
また、今回は定員の2.7倍という多くのご応募をいただき、ありがとうございました。全員に参加していただくことはできませんでしたが、子育て情報センターでは、今後も多彩な内容の子育て教室を実施していきますので、参加してみたい講座がありましたら、ぜひお申し込みください。
現在は「親子で五感＆体あそび～パパ、ママ！あそぼ！～」（1歳半～未就園児の親子対象）を申し込み受付中です。
●講座の様子が新聞に掲載されました。
＜平成24年7月6日中日新聞・朝刊 中日新聞社許諾済み＞
＜平成24年7月5日・静岡新聞・朝刊 静岡新聞社編集局調査部許諾済み＞
