2024
03.29

2023年度浜松市防災ユース・アンバサダー認定証交付式が開催されました

事業:防災学習センター

2023年度の活動終了に伴い、浜松市防災ユース・アンバサダー認定証交付式が開催されました。

本年度は、第一学院高等学校浜松キャンパスの高校生4人、浜松学芸高等学校の高校生7人に認定証が浜松市から交付されました。交付後、高校生からプログラムに参加した感想を述べる時間が設けられました。

プログラム初参加となった第一学院高等学校浜松キャンパスの生徒たちは「防災に興味はあるけどどんなことを学べばよいのか分からないという状況だった。プログラムを通して、防災について体系的に学ぶことができた」「コロナ禍もあって対人活動があまりできていなかった。今回、子どもたちにワークショップで防災を伝えることはとても楽しかったし、良い機会になりました」などプログラムに参加した感想や、自身の学びについて述べてくれました。

浜松学芸高等学校の生徒たちは「自分が住む地域でどんな災害が起こるのか、どんな準備を今後すべきなのか改めて考える機会になった」「防災を学ぶ立場から伝える立場になり、どうしたら子どもたちに正しい内容が伝わるのか、伝え方にこだわった」など、自分自身の生活と防災のつながりや伝える立場としての苦心と成長について述べてくれました。

両校ともに、9月3日に開催された静岡県総合防災訓練(会場:浜松市ギャラリーモールソラモ)の防災啓発イベントに出展し、オリジナルの防災ワークショップを行いました。約半年間、ミーティングを何度も重ね、防災学習から企画立案、ワークショップ運営までやり遂げてくれました。

大学生や防災学習センターのスタッフから防災を学んだ高校生たちが、自分たちでオリジナルの防災ワークショップを企画立案し、園児や小学生など下の世代を対象にワークショップを披露し防災を伝えるという一連の流れを体験する浜松市防災ユース・アンバサダープログラム。プログラムの成果が認められ、認定証が交付されましたが、認定がゴールではありません。地域の防災活動に参画したり、今回考案したワークショップを別の機会で披露したりと、積極的に活動の場を広げ、地域防災の担い手としての活躍を今後、期待しています。

2024年度の活動では、プログラムに参加する高校生専用のオリジナルワークブックを配布予定です。高校生の皆さんが、幼児や小学生に「災害時に自分の命を守る方法を伝える」オリジナル防災ワークショップを考案するヒントや気づきを得るための補助的教材として使えるように作成していますのでお楽しみに。

プログラムの参加や詳細については、防災学習センターまでお問い合わせください。

しゅーまっは