08.31
「はま防~家 夏の防災教室2022」を開催しました
2022年8月3日(水)・24日(水)の10:30~12:00・14:00~15:30、浜松市防災学習センターにて「はま防~家 夏の防災教室2022」を開催しました。未就園児から小学6年生まで幅広い年齢の参加がありました。各回、定員の2倍~3倍の申し込みがあったため、抽選となりました。
各日、午前に「防災まちがいさがし&防災工作室」を、午後に「防災まちあるき&防災マップ作り」を実施しました。
防災まちがいさがしでは、イラスト内の危険箇所探しや、園や学校で地震が起きた時にどう行動したらいいかなどをクイズ形式で学びました。講師からの質問に元気よく手を挙げてくれる子どもたち。○×クイズには、「当たった!」とうれしそうな声もあがりました。後半には、新聞紙を使ってのスリッパづくりも体験しました。災害時、その時あるものを活用して切り抜ける方法があることを知ってもらいました。
防災まちあるき&防災マップ作りでは、防災学習センター周辺の「防災まちあるき」を実施しました。
交通ルールの順守や体調管理など実施上の注意点を伝え、どんな個所に注目してまちあるきをすればよいか「まちあるきのポイント」を解説してからの出発です。
ブロック塀や看板、自動販売機など、地震で揺れたら倒れてきたり、崩れたりする可能性があるものを子どもたちは地図に記録します。随所でスタッフより、各場所がどのように危険か解説しながら、約30分間まちあるきを実施しました。過去の災害で、地震の揺れで倒れてきたブロック塀の下敷きになり小学生が亡くなったことがありました。地震が起こる前、あるいは災害が起こる前に、街中に潜む危険個所がないか、実際に歩いて確認することが大事です。参加者の方には今日のまちあるきを参考に、自分が住む地域での実践をお願いして講座は終了しました。
一緒に参加した保護者からは、「改めて防災の大切さを知りました」という声も。今回の講座が家庭の防災を見直すきっかけになればなによりです。
(しゅーまっは)