2019
07.30

津波から生きのこれ!! 津波防災すごろくで津波避難(ひなん)を体験しよう

事業:防災学習センター

台風6号の影響で前夜は大雨でした。前日からイベントなどが中止になる中、台風の進路により朝、暴風雨警報が出れば中止としながらも浜松市防災学習センターでは、実施することにしたこの講座です。だいじをとって欠席者が多いことも予想していましたが、予想とは裏腹に申込をした子どもたちのほとんどが来てくれました。

防災すごろく

弁護士、永野海(かい)先生が子どもの防災学習のためにと制作したゲーム形式の防災すごろく。小学4年生を中心に中学生までの子どもたちが5グループに分かれて講座が始まりました。

用意された防災すごろくの紙面上では、大地震にあって校庭に避難している「あなた」がこの後、いくつかのルールに従い、誰と、あるいはどんなものを使って逃げるかを話し合うものです。子どもたちに与えられた避難時間は最大30分。その後、避難場所として選んだ理由、その避難ルートを選んだ理由などをグループの代表者が発表してくれました。

防災すごろく

この発表は周囲で子どもたちを見守るおとなたちの目を見張らせるほどのものでした。
講座終了後に講師の永野先生は、
“小学4年生中心で大丈夫かと頭の中で色んなシミュレーションしたのは全て杞憂。大人の何倍も津波から逃げる力と発想を子どもたちは持っていた”とおっしゃっているほどだったのです。

防災すごろく

第一テレビ、静岡新聞の取材もあり、にぎやかで楽しみながら学べる講座でした。

<hiro>