2023
07.31

スキルアップ講習会「小学生と一緒に楽しめる室内遊び」

ファミリー・サポート・センター

7月29日(土)浜松市子育て情報センターで、スキルアップ講習会を開催しました。

今回、初の試み。小学校1年生から3年生のお子さんも、一緒に遊んでみるという内容でした。講師は子育て支援や保育の場で、子どもと遊ぶことが大好きな石川有加先生。たくさんの遊びのネタや種を持ってきてくださいました。

自己紹介が終わったところで、早速遊びの実践にうつりました。最初に新聞紙を使っての遊びの紹介。遊びには、楽しむことに加え、体の動きを発達させる意味もあるとの先生のお話がありました。

新聞紙をちぎったり、折ったりすることは手先の動きを細やかにする経験。できるだけ長く新聞紙をちぎって、長さ比べ。どうすれば長くちぎれるのか?試行錯誤することも学びの1つ。受講者のみなさん、集中して作業を続け、長さ比べも盛り上がりました。また、新聞紙を折って作った紙鉄砲を鳴らしたり、紙飛行機を遠くまで飛したりする体の動きは、バランスよく体を動かすことが必要で、ボールを投げる動作の練習にもなるそうです。

グループ対抗の遊びでは、作業を手分けしたり、作戦をたてたりして各グループ優勝をめざしました。ゲームのルールの中で勝敗をうけとめることも、子どもが成長するときに大切なことであるとのお話でした。

次は折り紙で、形が変化するおもちゃ作りに挑戦しました。早くできた人が手伝ったり、作る途中で迷った人は質問したり、先生や受講生同士でコミュニケーションをとりながらカラフルな作品が完成しました。

 

最後は、先生おすすめのゲームを行いました。これは、自分の気持ちを表す側とそれを受けとめる側に分かれるゲームで、コミュニケーション力の発達にも役立ちそうです。

「遊びの視野が広がりました」「できた時の喜びを子どもたちと分かち合いたい」「遊びと、どのような発育がよいかも教えていただけた」「最後のゲームは、表情が乏しい現代の子には情緒的にもとてもいいゲームだと思います」と受講後の感想があったように、サポートに役立つ遊びを伝えることができたようです。

そして、石川先生から、「みなさん、遊びがうまい。楽しみ方がとても上手。浜松のファミサポで、サポートしてもらいながら育った子どもは幸せ…と感じられる活動をしていきましょう」とエールをいただきました。

スキルアップ講習会は、まかせて会員・どっちも会員が安全な援助活動を続けていくために、年に1度、受講する講習会です。

今年度、まだ空席がある講習会があります。申込みしたけれど抽選に漏れてしまった方、申込を忘れていた方は、先着順に受付しているので、お早めにお申し込みください。

7月31日現在で空席のある講座の日程

9月12日(火)10:30~12:30 子どもを預かるために必要な諸知識

9月12日(火)13:30~15:30 サポートを円滑に行うためのコミュニケーション

9月28日(木)13:30~15:30 運転中、いざという時の対処法

11月21日(火)10:30~12:30 サポートを円滑に行うためのコミュニケーション

11月21日(火)13:30~15:30 子どもを預かるために必要な諸知識

12月6日(水)10:30~12:30 子どもを預かるために必要な諸知識

12月6日(水)13:30~15:30 サポートを円滑に行うためのコミュニケーション

 

9月12日、11月21日、12月6日は、「フォローアップ講習会」を代替講座として受講することになります。会場はすべての日程で浜松市子育て情報センターの研修室で開催します。

講習会直前に、体調不良やどうしても都合がつかなくなりキャンセルがでることもあります。気になるテーマがありましたら、お問い合わせください。

(miki)