2025
08.08

学童保育でぼうさいぴっぴ

事業:ぼうさいぴっぴ

8月7日(木)、下石田町にあるあそび学園が運営する学童保育で、ぼうさいぴっぴを行いました。

前日は静岡市で気温が全国1位の41.4度、浜松市でも連日35度近くあり、毎日が猛暑日で、熱中症警戒アラートが連日発令されています。この状況こそが、まさに災害級の暑さであるため、学童保育の子どもたちは外遊びができないそうです。そういうわけで、子どもたちの体力的にはフル充電されている状況での講座となりました。講座を行った教室は広い部屋でしたが、子どもたちの元気なエネルギーをいっぱい感じて、狭く感じるほどでした。それでも一生懸命意見を言ったり、質問をしたりしてくれて、子どもの学ぶ力のパワーを感じました。

講座の内容は、災害の種類や状況によって、避難方法が違うことや、子どもたちにもできる備えとは何かということをお話ししました。さらに後半は、新聞紙でスリッパを作り、いざという時のために何をどのように備えるのかということを学びました。

スリッパ作りでは、さっそく工夫をして“オリジナル中敷き”を作り、基本形より丈夫なスリッパを作る子どもがいました。どうして丈夫な方がよいのか、新聞紙以外でも、もっとよい素材で用意するとしたら何がよいのかなど、子どもたちもその場で一生懸命考えていました。また、すでに家ではどのような備えをしているのかを教えてくれる子どももいました。たった1時間の講座の中でしたが、子どもの応用力や創意工夫の視点に刺激され、こちらも一緒に楽しく講座を行うことができました。

ぼうさいぴっぴは、学童保育の子どもたちや、幼稚園・保育園の年長さん、子育て中の親なども対象に講座を行うことができます。興味のある方は、ぴっぴにお気軽にお問合せください。

(わかば)