2024
10.18
10.18
赤佐地区自主防災隊連合会と避難所運営について考える
10月13日(日)、浜北地域活動・研修センター講堂にて、赤佐地区自主防災隊連合会主催の防災訓練が行われました。
災害発生時、避難所運営に携わる地区の自主防災隊員のスキルアップを目的に、避難所運営に関する講座と「HUG(避難所運営ゲーム)」の実施をご依頼いただきました。
講座では、2016年に発生した熊本地震の事例や浜松市の避難所運営マニュアルの内容も交え、避難所運営の流れや避難所生活における課題などを解説しました。赤佐地区では、8月下旬から9月初旬にかけ土砂災害を事由とした避難レベル4が発令されました。地域の災害対応に関して意識が高まっているタイミングでもあり、熱心に聞いていただけました。
講座終了後、11グループに分かれHUGを実施しました。ほとんどの方がHUGを体験するのは初めてということでしたが、「避難所運営をシミュレーションできてよかった」「避難所のレイアウトを考える事が難しい」など、意見が挙がりました。避難所運営の大変さ、事前の準備や訓練の重要性を考えるきっかけになったようです。
日常的に地域で課題になっていること、訓練の段階で課題となっていることは、災害時により大きな問題となって地域に降りかかる恐れがあるとお伝えしました。ぜひ、今回の講座と体験が日ごろの地域防災にいかされることを願っています。
(しゅーまっは)