10.19
松本市でパッククッキング
台風19号の被害により、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
台風19号は、これまでにない規模で広範囲にわたり被害をもたらしました。
10月14日(月・祝)に松本市島立にて、島立子ども安全ネットワーク主催の防災パッククッキング講座が予定されていましたが、前日まで、名古屋から松本に向かう列車の運休が決定していて、講座の実施が危ぶまれていました。当日朝になり、松本市までの「ワイドビューしなの」の運行が決定したため、なんとか予定通り講座を実施することができました。
講座では、パッククッキングでカレーをつくったのですが、小学生の子どもたちはみんな猫の手の形で包丁使いも手慣れている様子。スムーズに材料を切ることができました。また、今回は、できるだけ節水に心掛け、冷蔵庫にある水分を利用して調理することにも挑戦。お茶やトマトジュースで米を炊いてみました。
普段の料理教室と違って、災害時には限られた材料で調理するということで、材料を正確に測ることもせず、勘を頼りに作ってみるので、出来上がるまでは大人も子どももドキドキでした。出来上がってみると意外に美味しく出来上がって、みんな満足顔でした。食べ終わる頃には、「トマトジュースでカレーをつくっても美味しそう」等、いろいろなアイデアが浮かんできたようでしたので、再度挑戦できるねという話をして、松本を後にしました。
帰り道、松本駅で「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」という公衆無線LAN(Wi-Fi)アクセスポイントが公開されていることに気付いたので、付け足しの情報です。
大規模災害が起こった時に、被災地で、「00000JAPAN」は公開されます。安否確認や情報収集のために役立ちます。
今回、松本に行けるかどうかを調べるにあたって、情報がいかに大切かということを痛感しました。被災地においては、公衆無線LANが使えるということで助かる人も多いと思います。一方、公衆無線LANを使う時には、個人情報保護という点で注意しなければなりません。たとえばネットバンクの利用などは控えるなど、注意して利用するようにしてほしいものです。「00000JAPAN」を覚えておいてくださいね。