2014
11.04
11.04
地域における女性の視点からの防災
浜松市ユニバーサル社会・男女共同参画推進課の依頼で、はままつ女性カレッジ「地域における女性の視点からの防災」をテーマにワークショップを行いました。
災害において災害要援護者と言われているのは、障がいを持つ人、高齢者、妊婦、乳幼児、日本語が話せない外国人やけがをした人などですが、その中での妊婦、乳幼児のいる母親、を中心として大地震の被災後に真冬の避難所で過ごさねばならなくなった場合を想定してワークを進めました。避難所で、「ああしてほしい」「こうしてほしい」は通りません。自分の身は自分で守ることを前提に自分の身に降りかかったことをどのように解決していくか、そうならないためにどのように備えておくかが重要となってきます。
受講後のアンケートでは、多くの方から「もっと時間をかけてやりたかった」という意見をいただき、時間の関係上、少々勇み足で進めてしまったことが悔やまれました。要援護者の避難所での過酷な生活、また、自力で避難所に行けない自宅避難の人々もいるということを多くの人に理解してもらいたかったのが、今回のねらいでした。それにはふだんから隣近所や地域で助け合えるしくみを作っておくことが大切ということなのです。
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