2010
07.26

富塚公民館地域公開講座

事業:ぼうさいぴっぴ

7月8日、富塚公民館で「ぼうさいぴっぴ出前講座」を行ないました。今回は公民館主催の生きがいづくり講座の皆さんと、地域の皆さんへの公開講座。講座タイトル「地域防災・・・災害に備えて地域力づくり」ということもあり、地区の社会福祉協議会、民生委員、自治会の役員さん方も含め約40人ほどの参加がありました。

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阪神淡路大震災以降、各地で大きな地震が起きていますが、山間部での被害が多く、都市型と言われる人口密集地での被害は起きていません。今後地震が起きた場合、浜松市中区地域であれば都市型災害が想定されます。そこで、阪神淡路大震災の再現映像と当時放映されたテレビニュース映像を見ました。折れてしまった高速道路や、一瞬にして瓦礫と化した家々、火災の燃え広がる様子など、当時の記憶がよみがえります。

災害で命を守るためには、まず自分が要援護者にならないことが大切です。家の耐震や家具の固定なども大事なことですが、レイアウトを変えるなど少しの工夫で命を守ることが出来るのです。また、公の救助・救援が来るまでは、地域、近隣の人々がどうやって守り合うかが重要です。そのためには普段から自分や家族の状態を知っていてもらうことが必要なのです。横のつながりを持つ地域におい
て、生き延びていくための需要と供給をコーディネイトできる地域の力が求められます。

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講師を務める鵜飼さんは、中越地震の時に震災後の被災地に入り、災害ボランティアコーディネーターとして活動されています。その時の経験談をもとに、災害ボランティアコーディネーターの役割や必要性についてもお話ししていただきました。

最後にいつでもどこでも役に立つ、カッパ・スリッパづくりに挑戦。楽しみなが和気藹々と学びました。

富塚公民館では8月1日(日)に「みんなおいでよ!富塚子どもフェスタ」を開催するそうです。防災コーナーでは「地震から身を守る技を身につけよう!」ミニ消防車に乗ろう!&消防車の展示をはじめ、ボランティア参加の中学生と一緒に「カッパ・スリッパ」作りにも挑戦できるそうですよ。

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今回の講座をきっかけに、参加者してくださった皆さんの中から、富塚子どもフェスタや今後の公民館まつりなど地域ふれあい事業でのボランティアメンバーや、災害ボランティアコーディネーター養成講座に参加される方が生まれ、そのことが地域の連携・地域の力が強まることに繋がるといいですね。

<やまねくん>