06.26
袋井・もりもりうさぎさん
6月25日、袋井南公民館にて、袋井の食育サークル『もりもりうさぎ』さんでの「子どもを守る防災ワークショップ」を行ないました。
当日は赤ちゃんから就園前の小さなお子さん連れのお母さん13名が、また袋井市から防災課の職員の方が2名参加しました。
今回の講座では もりもりうさぎさんのスタッフの方が予め参加者の皆さんからの質問を集め、連絡をいただいていたので、「子どもを守る防災ワークブック」を教材に、寄せられた質問に添うような形で進められていきました。
講座の後、袋井市防災課から袋井市で行なわれている、家の専門家診断、危険なブロック塀改修、耐震補強、家庭内家具固定について申請を出せば補助金の対象になるなど、市としての取組みの説明がありました。
参加者の皆さんは、とても熱心に受け止めてくださり、最後に参加者1人1人が感想を述べてくれました。
大半の方が避難所には必ず行かなくてはいけないと思っていたようです。
自宅の安全が確保されれば、家にいればよいのです。そのためにも3日~5日ほどは自分達で過ごせる準備が必要ですね。
小さい子どもをつれての避難所生活は、物資の不足だけでなく気苦労が多いのではという不安も大きかったようで、皆さん少し安心したようです。
しかし、自宅で生活する場合に、物資を受け取ることが難しいのではという質問もありました。外部の支援が入るまでは、自分達でやりくりしなくてはなりません。自主防単位で動ける人が纏め上げるシステムを作っておくことが必要なのだそうです。近隣に個人情報が知られてしまう事を懸念する余り、自主防の名簿登録などに消極的になってしまう状況も現実としてあるようです。
また、地域との関わりの必要性も充分感じ取っていただけたようです。今日学んだことを子育て中の仲間に伝えて行きたい、まだまだ学び足りない気がするので、第2弾もお願いしたい!!と言う声も上がりました。
私達の伝えたいことが本当に良く伝わったことが、参加者の感想から私達スタッフに伝わってきました。子どもを寝かせつけたり、授乳をしながらなど、穏やかに自然体でじっくり受講していただけたのではないかと思います。講師の鵜飼さんとともに、「本当によかったね~」と車中「振り返り」をしながら帰途につきました。