2014
07.17
07.17
災害時の食事
災害時の食事はどうなるの?支援物資で栄養は大丈夫なの?アレルギーのある人はどうすれば良いの?という疑問を感じたことはありませんか?
7月11日(金)、浜松市南区の栄養士の方や、企業の栄養士の方に向けて、防災講座を行いました。
今回の講座は、8月16日(土)・17日(日)に、南区で「防災キャンプ」を行うことや、「みんなの浜松創造事業」で災害時の食事について考えるために、それにかかわっていただく栄養士の方たちを交えての講座でした。
現在、浜松市が備蓄しているアルファ化米は、すべてアレルギー対応になっています。備蓄量としては人口の数だけ備蓄しているわけではなく、あくまでもすべてを失ってしまった人のための備蓄です。基本的には各自で、最低3日分(できれば7日分)備蓄しておく必要があります。
特に、アレルギーのある方は、せっかく支援物資が届いても食べられないということもあるので、自分の食べられるものを用意しておくことが必要です。
講座の中では、避難所生活が長引いた場合の栄養や、配食の問題などにも話が及びました。
これらのように、実際に被災地で起こった問題点を、私たちは課題として捉え、備えて行きたいものです。
(わかば)