子育てタクシードライバー講座

2012
07.29

子育てタクシードライバー講座

　　
子育て中の親子や、子どもだけの移動をサポートしようという「子育てタクシー」をご存知ですか？
社会貢献として子育て支援をしていきたいタクシー会社が、子育て中の人・子どもにやさしいタクシードライバーを養成する全国子育てタクシー協会の講座を受講して、運行しています。今では北海道から沖縄まで広がっています。
浜松市でも、平成22年から遠鉄タクシーが行っていて、今回は2回目の追加講座を開催しました。ぴっぴは、全国子育てタクシー協会の趣旨に賛同して、養成講座のコーディネートや遠鉄タクシーの子育てタクシー運行に当たるサポートを行っています。例えば、妊婦さんや子ども連れが移動の時にどのようなことが大変なのか、どういうサポートを求めているのかなどをドライバーに伝え、ドライバーの方が困った時に、情報提供や問題解決のお手伝いをしています。
　　
県外でタクシーに乗った時に、大きな荷物を持っていたのにもかかわらず、車の後ろのトランクさえ開けてもくれないタクシーに乗った時、心に引っかかりを感じたことがあります。遠鉄タクシーでは、トランクを開けるだけでなく、お客様の荷物をトランクに入れることも手伝うのは日常的に誰もが当たり前のようにやっているので、普段からタクシードライバーとしてのサービスが行き届いているのですね。
子育てタクシーでは、子ども連れや妊婦さんの大変さをドライバー自身が体験し、よく理解して乗務しています。お子さんのおけいこの送迎などで、子どもだけで利用しても、子どもも親も安心できるように訓練してされています。また、陣痛が来た妊婦さんがタクシーを利用する場合にも、「破水してシートを汚したらどうしよう」と不安にならないように、吸水シート等を用意するなど様々な工夫もしています。ですから、利用者は安心して移動のサポートを受けられます。
子育てタクシーを利用するためには、あらかじめ登録が必要で、登録は無料でできます。登録を希望される方は、遠鉄タクシーに直接お申し込みください。全国子育てタクシー協会のホームページを見ると、ドライバーの顔写真が見られます。一度見てみてください。