10.28
第2期ファミサポ講習会が終了しました
10月17日(月)から始まった浜松市ファミリー・サポート・センターのまかせて会員・どっちも会員になるための「ファミサポ講習会」が、25日(火)に終了しました。
お子さんを預かる側の会員は、「大切なお子さんの命を預かる」という意味で、例え有資格者であっても、全員の方に24時間の講習を受講していただいています。
24時間の講習会に参加することは大変なことです。しかし、子育てを応援したいという気持ちを持った方たちが、毎回熱心に参加してくれます。それは、参加者の皆さんの熱意でもあり、講座の内容に引き込まれるような魅力ある講師陣による充実した内容だからだと感じています。
先日、ぴっぴのフェイスブックで講習会の前半の様子をご紹介しましたので、今回は、後半の様子を少し紹介します。
後半の講座には、「子どもの世話」や「子どもの遊びと心の発達」「子どもの栄養と食生活」など、直接子どもとかかわる部分のお話や実技の講座がありました。
その話を聞いていて思うこととして、子どもの身体の発達には個人差がありますが、その子の今の状況をしっかり見極めることが大切だということです。育児書などには、子どもの月齢と、どんなことができるようになるかが書かれているものが多いのですが、育児書通りに成長することはないし、子どもの身体がまだできるような段階ではないのに、無理にやらせようとすると、子どもにとっても、大人にとっても苦痛になるだけで、なにも良いことはありません。でも、子どもが自主的にやろうとするなら、嫌がることもなくやれるので、大人もストレスになることはないということだそうです。
しかし一般的には、その「見極め」が難しいものです。簡単に見極められないからこそ、迷ったり不安に感じたりするのです。ところが、専門家でもある講師の先生方は、その見極めのための「ポイント」や「きっかけの作り方」を、わかりやすく紹介してくれます。
例えば遊び食べをして困っているような時、食事の介助の方法を変えるだけで、子どもが自分から食べようとする方法があるのだとか。
こういうところで、浜松市のファミサポ講習会の講師陣の素晴らしさを、講習会のたびに感じます。
自分がまだ子育て中で、子育てを勉強中と思っている方も、また、子育てをひと段落して、今どきの子育てが全くわからないと思っている方も、このファミサポ講習会を受講してくれれば、きっと自信をもって援助活動ができるはずです。今年度の講習会の日程は、すべて終了しましたが、子育てをファミサポという形でバックアップしていきたいという方は、ぜひとも、来年度のファミサポ講習会にご参加ください。
(わかば)
<参考>
過去の浜松市ファミリー・サポート・センターの活動の様子はこちら
https://blog.hamamatsu-pippi.net/category/1826249-1.html