防災ユースアンバサダー事業について市長訪問

事業：防災学習センター

11月22日（月）、兼ねてから防災学習センターと静岡大学教育学部藤井研究室との協働で開始した防災ユースアンバサダー事業についての提案を市長訪問でお願いをしてきました。

防災学習センターと静大生が、高校生の皆さんに防災知識やプログラムの企画の立て方等について勉強して頂き、知識を習得した高校生たちが、小学生や幼稚園児に「防災×遊び」をテーマにワークショップ形式で防災を教えていくのが防災ユースアンバサダー事業の肝です。若い世代間、中でも、年長の若者が下の世代を教えていくのは、異世代でも近いため聞く耳を持ってすっと知識が入っていくようです。

5月から開始し、浜松学芸高校が10月末、江之島高校が11月初旬にと、防災学習センターの「秋の防災教室in2021」で子どもたちに制作したプログラムを披露、実施してくれました。どちらも子どもたちにたいへん好評で、実施した高校生たちも子どもたちにたいへんのびのびと関わってくれました。

今回、市長に提案させていただいたのは、「防災ユースアンバサダー」の認定書の交付です。
ジュニア防災士認定を受けている子どもたちがたくさんいますが、認定を受けても実践の場が多くはありません。そこで、その後の実践の場としても使えるのが「防災ユースアンバサダー」の特徴でもあります。知識を持った上で、プログラムを考えていき、それが幼い子供たちの防災教育になるわけですからやりがいもあります。

今回は2校でしたが、今後、これを契機にさらに広めて行きたいと考えています。

(hiro)