2011
11.11

曳馬宮子ども会で防災ワークショップ

事業:ぼうさいぴっぴ

東日本大震災以来、全国的な防災意識の高まりから、遠方からぴっぴに防災ワークショップのご依頼をいただくことが増えましたが、地元浜松でも随時、防災ワークショップを行っています。
10月29日、中区曳馬宮子ども会の依頼を受け、防災ワークショップを実施しました。

防災ワークショップ

まずは、防災について知ってもらうための○×クイズからスタート。
○×が描かれたボードを配る前から、子どもたちは大はりきりです。
どの質問にも真剣に答えてくれました。
正解率が高かったのは、ちょっぴり質問が簡単だったからかな?
それとも、日頃から家庭や学校で防災のことを話し合っているのかな?
クイズに答える中で、身を守るポーズ(だんご虫のポーズ)もやってみました。

続いて、新聞紙のスリッパづくりと、ビニール袋のカッパづくり。
小さい子はお父さんお母さんといっしょに、大きい子は自分で、がんばって作っていましたよ。

防災ワークショップ

つぎに、救急搬送について考え、やってみる「ぴっぴちゃんを救え!」をしました。
ぴっぴちゃん人形に心臓マッサージしようとする子もいて(?)大いに盛り上がりました。

そして、「バリバリスリッパ」で、災害時に物が散乱した状態の室内をイメージトレーニング。
さっき自分で作った新聞紙のスリッパで「足を守る」ことを発見した子の表情は、輝いていましたよ。

防災ワークショップ

最後は、紙しばい「稲むらの火」を観てもらいました。
大きい子も小さい子も、紙しばいによく集中してくれました。
最後に「このお話は本当にあったことを基にしているんだよ」と言うと、子どもたちから「ウソ!」と驚く声が。

いつもの子ども会と違い、防災について考えたり体を動かしたりする2時間を、一生懸命過ごしてくれた子どもたちでした。
家庭に帰ってからも、防災について家族と話しあう時間をもっていただければ、いっそう意義深いと思います。

ぴっぴでは、子どものみならず、さまざまな対象者や場に応じた防災ワークプログラム「ぼうさいぴっぴ」を実施しています。

◎詳しくはこちらをご覧ください。
https://npo.hamamatsu-pippi.net/katsudou-docs/bosai.html

(ずきんちゃん)