2017
11.01

企業の育休交流会で講話

事業:その他

毎年、春秋と市内の企業で育休中の社員向けの講話を依頼されています。今年も春に次ぎ、秋にも話すことになりました。今回は育休中組と育休復帰組の2本立ての交流会に分かれ、別室で同時進行で開かれた交流会でした。

育休交流会の出席者は毎回、非常に多いわけではありませんが、組合の幹部や役員の方々が毎回集まって、会社の復帰に関わる制度についてもしっかり説明されます。ぴっぴは保育について、現状などをお話するわけですが、この後の復帰者や育休者のフリートークタイムで助言することもあります。

今回、復帰者の中から出た話題は学童保育についてでした。待機が多いと聞いているけれど、「預けられなかったら・・・」の不安や「みんな、入れなかったらどうしているの?」など。

また、小学生になれば、習い事を始めたり、塾に行ったりすることもあるという話から転勤で来られた方の中には浜松特有の行事、“30分回泳”の話を聞いて驚かれた人もいました。

また、育休者の集まりの中では、夫が転勤で子育てと仕事とワンオペ育児が不安と言われた方がいたり、夫婦で参加された方もいて、育休を取ろうと考えていることやいざとなったらテレワークできないかと可能性について参加者に聞かれたり、同じ会社内でも部署が違えば環境も違い不安もそれぞれというところでした。

近年、不当な残業や扱いで大企業が糾弾されるニュースも多くなりました。まだ見えないところでは声に出せない社員もいるかもしれません。毎回、訪れて感じるのは自由な気風と声に出す場があるということ。社員をたいせつにしていることが伺われます。

社会全般では働き方改革、女性活躍推進と言われていてもともすれば多くは女性の肩にどっしり乗ってきてしまいそうな役割ばかり。その中で、試行錯誤をしながらも先進的に進んでいる企業が浜松にもあるということには間違いありません。

(hiro)