09.22
ことばの発達について学ぶ
9月20日(土)、浜松市子育て情報センターで、「父親と母親のための子育て教室」を開催しました。
今回のテーマは、「発達が気になる子の子育て~おしゃべりが始まるしくみとかかわり方~」でした。この講座を行うきっかけは、子育て教室の参加者の皆さんに毎回行っているアンケートの中で、子どものことばの発達についての関心の高さがうかがえたことです。コミュニケーションのひとつでもある「ことば」が出てくると、親子のかかわり方にも幅が出てきて、親も子どもも楽しくなります。そこで今回は言語聴覚士の先生に来ていただき、主に0~2歳のお子さんがいるパパママに向けてお話ししていただきました。
先生によれば、少し前は「ことばのシャワーを浴びせれば、いつかことばがあふれ出てくる」と言われることが多かったそうですが、今はそれだけではなく、ことばを伝えたいという気持ち(おしゃべりをするためのトリガーとなること)が必要ということを大切にしているそうです。子どもが好奇心を抱き、誰かに伝えたいと思うことからことばが出てくる。だからこそ、ことばを育てるために子どもに何をさせるかより、今子どもの心が引き付けられている物事を一緒に楽しんだり、それを言葉で表したりを積み重ねていくことが大切なようです。
講座の中では、参加者から日々のお子さんとのかかわりの中で感じている疑問が具体的に出てきたり、それに対して先生が丁寧にアドバイスしたりして、「具体例があるお話で、すごくわかりやすかった」という感想が多数ありました。
さて次回の「父親と母親のための子育て教室」は、10月18日(土)開催予定です。テーマは「両立生活をもっと楽しく!するためのヒントを探そう」です。キャリアコンサルタントの講師に加え、先輩ママも登場して、具体的に両立生活をどのように過ごしているかのヒントを伺います。参加者同士の情報交換の時間もたっぷり用意する予定です。詳細は、下記リンクからご覧ください。
(わかば)