10.31
新米パパ、真剣のちニコニコ!お弁当デビュー交流会
10月21日(土)、東部協働センターで「新米パパのお弁当デビュー交流会」を開催しました。
この講座は「パパも料理をしよう!」と、男性の家事参画をすすめるためのものではありません。互いに協力しながら子どものお弁当作りをするなかで、子育て家庭同士交流することが目的です。そして、仕事も家事も子育ても!と、いわゆるイクメンプレッシャーに晒されがちなパパたちに、「いろんなスタンスでの子育てがあっていいんだ!」と、少しだけ気持ちを楽に、子育てをもっと楽しむきっかけにして貰えたら…と企画しました。
講座の始めは緊張ぎみだったパパたちも、ママを含めた互いの自己紹介から始めると、和気あいあいとにぎやかになっていきました。
子どものためのお弁当は、小さい容器の中に多種類のおかずを詰めるなど、なかなか細かい作業です。さらに、どのパパもひとり1本卵焼きを焼く、というミッションが!
卵焼きを焼くのは初めてというパパは、講師・加藤友季子さんの実演を見た後、真剣な表情でトライしていました。でも、どのパパの卵焼きもおいしそうでしたよ。
そんなパパたちに、ある時は優しく、ある時は厳しい(?)視線を向けながら、器具を揃えたりお皿を洗ったりとサポートしてくれたのは、一緒に参加したママたち。「ついつい(パパのやり方に)口や手を出しちゃう」と苦笑いするママもいましたが、各家庭いろいろな形の協力のあり方を見て、ヒントが得られたのではないでしょうか。
無事にお弁当箱を詰め終えたパパたち、皆さんいい笑顔でした。
開催後のアンケートで一番多かった感想は「他のお父さんたちと交流できてよかった」というものでした。パパが子育てにかかわるのはごく当たり前のこととなってきましたが、それだからこそ「このやり方でいいのかな?」という疑問や悩みも増えるのでしょう。そんなときは、パパも気楽に子育ての話ができる仲間を見つけるといいですよ。
「父親と母親のための子育て教室」は、そうした機会を提供する場のひとつです。タイトルに「新米パパの~」とついていなくても、毎回、パパたちの参加は大歓迎です。次回の開催にご期待ください。
平成29年10月22日 静岡新聞に掲載されました。
<静岡新聞社掲載許諾済>
◎この講座の内容を踏まえた特集記事が近日中に「浜松市子育て情報サイトぴっぴ」内「パパの出番!」枠で掲載されます。ご期待ください。