2013
02.07

新米パパのための子育て教室

事業:子育て教室

1月27日、浜松市子育て情報センターにて「新米パパのための子育て教室」を開催しました。
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パパのための講座は毎回人気がありますが、今回も多数の申し込みをいただき、抽選の結果17組の親子が参加しました。講座の主役はパパですが、夫婦での参加も歓迎です。実際、ほとんどの参加者がパパママ揃って参加していました。
講座の前半は、子どもを預けて大人だけの落ち着いた時間です。講師の橋本憲幸さん(アソカ学園美波幼稚園園長)が、パパと子どもの3歳までの関わり方についてお話してくださいました。
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「パパは家族みんなにとってのキャプテン(主将)でいてください。でも、キャプテン像はそれぞれの家庭によって違っていていいんです。大切なのは、パパとママが“こうやって子育てしていこう”と同じ方向を向いていられること」
「妊娠・出産・授乳以外はパパでもできます。そして、楽しめるんです」
など、幼児教育の専門家として、またパパの大先輩として、パパを応援し、前向きに励ましてくれることばの数々。
先生自身の「一人目は想定外、二人目は積極的だった」という立ち合い出産の経験談なども楽しく、ときに笑いがわきおこりました。
「なぜ、この女性(ママ)と一緒にいるのか、そして子どもがいて、育てているのか。そこをもういちど考えてみてください。パートナーと子どもに感謝の気持ちを持って」
と、夫婦のパートナーシップの大切さを強調した橋本先生。パパもママも、大きくうなずいていました。
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講座の後半は、託児していた子どもたちが戻ってきて、にぎやかな時間。
月齢ごとのグループで円になって座り、グループごとのテーマからスタートして、さまざまな話題に花が咲きます。
パパに抱っこされて、子どもたちも一緒にバブバブお話しています。
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橋本先生も順番にグループを訪れ、パパたちからいろいろな相談を受けました。
「仕事でパパの帰りが遅く、子どもとふれあう時間が無い」との悩みには、
「それなら、一緒に眠るだけでもいいんです。パパの気配、波動、暖かさや匂いなどが子どもには伝わりますよ」「パパが帰ったからって、寝ている子どもを起こすのはやめて。子どもの睡眠時間は成長ホルモンが分泌される大切な時間です」と、思わず納得の回答でした。
パパたちが子どもをあやしながら子育てを語り合うような機会は、日常では少ないもの。
参加したパパからは「普段他のパパたちと接することがあまりないので、いい機会でした」「今まで以上に感謝の気持ちを持って頑張って行こうと思いました」などの感想をいただきました。
こうした場をきっかけに、パパも子育ての悩みや喜びを共有し、「ひとりで子育てしてるんじゃないんだ」と感じてもらえれば素敵なことです。
◎講座のようすが新聞に掲載されました
■平成25年1月28日中日新聞より
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浜松市子育て情報センターでは、今後もさまざまなテーマで子育て教室を開催していきます。
参加してみたい講座がありましたら、ぜひご応募ください。

(ぴっぴ・midori)