03.10
非常持ち出し袋の中身チェックしよう
2月29日(土)午後より防災学習センターで、「非常持ち出し袋の中身チェックしよう」を行いました。
このところ、新型コロナウイルス感染の影響で、イベント等キャンセルが相次いでいます。3月22日(日)に防災学習センターで開催予定だった「春フェスタ」は、不特定多数の来館者があるということで中止になりました。しかし今回の講座は、事前に参加申込を受付ているので、参加者には感染予防をしてきていただいた上で実施しました。キャンセルも多数で、少人数での実施となりましたが、仕方ないことですね。
講座では、講師の松山さんの講話から始まり、参加者が持参した持ち出し袋の中身を公開し、みんなでチェックしました。
非常持ち出し袋は、すぐに持ち出せる状態にあるといいものであり、どういうものを入れるのかは、世帯の構成・人数を考慮して自分で考えるものであるとのこと。袋の中に入れる量や重さ(30分ほど持って歩ける程度)は限られるので、「本当に必要なのか」を考えること、年齢や性別、季節、時間帯、災害規模などによって必要なものは異なるのだなどが話されました。
持ち出し袋の中身チェックで、講師自身が持ってこられた持ち出し用袋を披露。1泊2日持つようなもの入れているということで、100均で買われたものがほとんどでしたが、携帯トイレや手袋などは少し値が張るもの。それぞれ理由を説明されました。
その後は、それぞれ各テーブルを回って、参加者の中身の披露があり、講師がアドバイスをしてくれました。参加者の持ち物を見て、「これ追加するといいね」という声もあり、こうしたチェックによって、足りないモノを気づく機会となります。
今回は講師の提案でこのような講座を始めました。今後、また実施するかもしれません。ぜひ、その折にはご参加ください。
<Hiro>