2009
06.18

第1期ファミサポ講習会開催

ファミリー・サポート・センター

今年4月から、浜松市子育て情報センターの指定管理を受託するとともに、浜松市ファミリー・サポート・センター業務の管理・運営も行うことになりました。
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そこで、6月16日(火)から19日(金)の講座を受講していただいた方に、「まかせて会員」「どっちも会員」としての登録をお願いしています。大切なお子様をお預かりするということで、4日間、しかも午前・午後通して受講していただくのはとても大変なことですが、みなさん意識を持って熱心に受講してくれています。
初日は、ファミリー・サポート・センターのしくみ等の説明と、「子どもの事故防止・応急処置」ということで、浜松市の保健師の方に講師をお願いしました。
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子どもってよくあることですが、「こういうことはしないで欲しい」と思っているとその通りにやってくれたり、「これは危ない!」と思っていると危ないことに非常に興味をもってしまったりということで、悩む親もたくさんいると思います。
何でもやる前から「あれはだめ、これはだめ」というのも、子どもの経験値を高める為には問題なのです(もちろん、危険なことは先にダメだしする必要があります)が、事故などのよくあるパターンや、もしもの時にはどうすればいいかということを、しっかり理解していれば、不安も減ります。
たとえば、パーカーのついている洋服(フード付の洋服)を着て遊んでいる時に、紐や装飾品が何かにひっかかって、首がしまってしまうということや、滑り台を滑っている時に、フード部分がひっかかり、首吊り状態になってしまうといことがよくあるそうです。
また最近は、高層住宅が多く、高層階で育った子どもたちは、「高いところは怖い」「落ちるかもしれない」という恐怖感が育たず、転落事故が多発している原因にもつながっているということです。
それから、これからの暑い日に、子どもを行水させることもあるかと思いますが、お風呂にためた高さ30cmの水で、子どもはおぼれてしまうそうです。過去に浜松市内で起こった事故では、花瓶に頭がつまって(多分、花瓶の中を覗き込んだ拍子に頭が出なくなってしまい、花瓶の中の水から顔を出せなくなったと思われます。)溺死事故になったということもあるそうです。
2歳くらいになると言葉も達者になり、一見しっかりしてきたように見えるのですが、まだまだ大人の言うことが100%通じているわけでもないので、本当に目が離せない時期ともいえます。
ファミリー・サポート・センターでは、生後57日目から小学校卒業までのお子さんをお預かりするので、子どもの年齢によって適切な対応ができるように準備しておくことが大切です。
しかし、ファミリー・サポート・センターで託児をする時は、そのほとんどが、まかせて会員やどっちも会員が一人で預かるという場面が多くなります。その時に、自分で判断できるようにして欲しいと思います。また、今回の学習をする4日間の内にまかせて会員・どっちも会員とのつながりをつくり、イザという時にお互いに相談できる関係が作れるといいと思っています。もちろん何かあれば、ファミリー・サポート・センターの活動のことであれば、センターの方でも相談は受付します。
ファミリー・サポート・センターの活動を通して、おねがい会員・まかせて会員・どっちも会員がみんな安心してサポートできるといいと思います。
最後に、これからサポートしたいと思っている方は、9月に第2期ファミサポ講習会を開催する予定です。8月の広報はままつでお知らせする予定になっていますから、日程等をご確認の上、どうぞ参加してください。

(わかば)