2025
01.30

じぶん時間+おやこ時間 2時間フルで笑っちゃおう!!

事業:子育て教室

1月26日(日)、可美公園研修室にて「父親&母親のための子育て教室」を開催しました。今年度の子育て教室最終回のテーマは「じぶん時間+おやこ時間 2時間フルで笑っちゃおう!!」。講師にすだじこども園支援コーディネーターの石川有加さんをお招きし、2時間フルに「遊び+学び」の時間となりました。

前半は子どもを託児室に預けて、大人だけの時間。ゲームに参加しながら、グループ分け、自己紹介とすすみ、どんどん交流が深まっていきました。「ソーシャルスキルで最も大切なのは、人の話を積極的に聞くこと。みなさん、ソーシャルスキルが高い!すばらしい!きっといい子育てができる!」と石川先生もびっくり。みなさん、表情や声、ジェスチャーなど体をフルに使い、お互いに言葉や気持ちを伝えようと積極的で、時間がたつほどに交流が盛り上がっていきました。

ゲームとゲームのすきま時間には石川先生から子育てのアドバイスがあり、参加者のみなさんが、うなずきながら耳を傾けていました。「子どもが話しかけてきた時には、手を止めて子どもの話をよく聞き反応を返す。手を止められないときは、ちょっと待ってねと向き合うことが大事」「子どものちょっとした変化を見過ごさず、ほめるポイントを逃さない」
など、おやこ時間を過ごす時のヒントもありました。

後半は、子どもと一緒に遊ぶ、おやこ時間。全員で協力して、新聞紙をたくさんちぎり、新聞紙プールを作りました。1人で遊んでいる様子に石川先生がさりげなくルールを1つ作り、子どもと大人に伝えると、みんなで参加できる集団遊びに変わっていきました。たくさん遊んだ後は、全員で新聞紙を片付けておしまいです。「この袋をお腹いっぱいにしよう!」と石川先生が声をかけると、子どもたちが、ワクワクした様子で新聞紙を集め、大きなビニール袋がお腹いっぱいになり、会場もすっかりきれいになりました。声かけ1つで、片付けも楽しい遊びに変わりますね。

4月になると入園、入学、進級など、大きな変化が訪れます。まだ、これができない、あれもできないと、不安やあせりを感じることが多くなる時期ではないでしょうか。
石川先生が「受援力」のお話をされました。

『できなくても大丈夫。保育者は子どもを手伝うためにいます。困った時に助けを求められる人に育ててください。自分で抱え込まずに、助けを求められる受援力をつけましょう』

子育て真っ最中の、ママとパパも「ソーシャルスキル」「受援力」を使って、それぞれのじぶん時間を大切に過ごしてみてください。

(miki)