2019
03.08

取材スタッフ年度末報告会&区の再編について考える

取材ママ・パパ特派員の活動

3月2日(土)子育て情報センターにて、ブログ「子連れでおでかけ」を執筆している取材スタッフの集まりを実施しました。久しぶりの土曜開催ということで、パパ特派員3名を含む10名と子どもたちが参加。今回は、今年度の活動や記事を振り返ると共にスタッフ同士の交流が深まるよう、今後の特集記事について参加者同士で話し合いました。

取材報告会1

初めて集まりに参加するメンバーもいるため、自己紹介からスタート。合わせて、実際に記事を参考にして行ったおでかけ先について話してもらいました。気になるおでかけ先は「まず“子連れでおでかけ”に出ていたかどうかチェックする」という話もあり、取材スタッフ自身もメンバーのレポートを参考に楽しいおでかけをしている様子です。紹介の後は、今後の特集記事などについて各テーブルで意見を出し合い、まとめていきました。

この日、後半には今までとはちょっと違った試みを準備しました。4月7日に浜松市長選と一緒に行われる区の再編についての住民投票。ニュースや新聞などで見かけるものの、再編を進める理由やその後の変更点などはなかなか伝わってきません。小さな子ども連れでは各区で行われる説明会にも行きづらく、判断材料を探す時間もなかなか作れないのが現実です。今回、せっかく情報発信にも強いメンバーが集まるのだから、区の再編住民投票についても色々聞いてみよう!と、市の職員の方々に来ていただきました。

取材報告会2

まずは資料が配られ、3区案になった経緯や投票についての説明がありました。しっかり資料を見ながら直接説明を聞くことで、市の考えを知ることができます。その後、質疑応答の時間が設けられました。「挙手を」と声がかかったところで、サッと数名の手があがります。以前から気になっていたこと、資料を見て感じたことなど、それぞれが率直な疑問や意見を伝えていきました。半分以上が小さな子ども連れの参加者でしたが、次々と手が上がり、予定時間ギリギリまで区の再編に関する意見交換の時間となりました。

取材報告会3

市のサイトや広報でも区の再編について掲載されていますが、実際生活がどう変わるかという身近なことはなかなかくみ取れません。「自分の住んでいる区で変わることは何か」、「子育て関連のサービスに変更はあるのか」など、取材スタッフから出た質問は身近な内容で、改めて区の再編について考える材料となりました。そして、ほかの子育て中の人たちも同じようにたくさんの疑問や考えを持っているだろうと感じさせられます。濃厚な時間となり、「気兼ねなく質問できよかった」「勉強になり楽しかった」というスタッフからの声は、もっと多くの子育て世代に感じてほしいことです。住民投票まで約1か月。誰もが自分ごととして考える機会を持った中での結果であることを願います。

(makiko)