2020
01.31

実際にやってみてわかった「パッククッキング体験講座」

事業:防災学習センター

1月30日(木)、浜松市防災学習センター主催で「災害時に役立つ! パッククッキング体験講座」を開催しました。

今回の講座の申込理由を聞くと「パッククッキングは聞いたことはあるけれど、どういうものか体験してみたかった」と話す方がいらっしゃいました。浜松市では2018年の大規模停電で生活全般に苦労した方も多く、また全国各地で水害も発生していることから、災害時の炊事や避難生活のノウハウに関心が高まっていることが感じられます。

空気抜き

調理では初対面の参加者同士、役割分担しながら協力して進めました。牛乳パックをまな板代わりにする、お茶でご飯を炊くなど、災害時に想定される、限られた道具や材料で調理することを体験しました。食材を袋に入れすぎて鍋から湯がこぼれそうになって慌てたり、袋に空気が入って縛り直したりもありましたが、無事、参加者全員分を作ることができました。

湯せん

講座の最後に参加者全員が感想を発表しました。「テレビで見たことはあったが、コツはやってみて初めて知った」、「実際に体験することが大事だとわかった」との感想があがりました。
防災や災害時の生活についての書籍やインターネットの記事を目にすることもありますが、実際に体験してみてわかること、実感することも多いのではないかと思います。
今回の講座が参加者のみなさんにとって、平時からの「ちょっとやってみよう、備えてみよう」のきっかけになると嬉しいです。

mackey