2019
03.08

ママのための備災講座

事業:ぼうさいぴっぴ

2月末、静岡市社会福祉協議会主催の「ママのための備災講座」の講師でお話してきました。場所は駿河区にある静岡市地域福祉共生センター「みなくる」というところで図書館もあって素敵なところでした。

20組の応募に倍近い申し込みがあったということを主催者側からお聞きしました。中にはお仕事を休んでまできてくださったというママも。防災に関心が深いことにとても驚き、且つうれしく感じました。

備災講座1

小さなお子さんも一緒で、お部屋の片隅にママの顔が見える遊びスペースを設けてありました。子どもが騒ぎ出すと肩身が狭くなるママたちもいますが、そこはお互い様。ちょっとくらい騒いでも大丈夫。災害時、避難所で子どもに泣かれて肩身が狭くて避難所から出てしまったという家庭もあったそうです。お互い様で慣れてもらうのもひとつの訓練ですよね。そう思ったらそういう講座っていいと思いませんか。

ママのための講座でしたが、「やらざあ駿河」という少々年配の方々が、講座の準備からずっと一緒お手伝いに入っておられました。異年齢というのもよいですね。

講座内容については、これまでの災害でわかったこと、特に子どものいる家庭で災害時にどんなことが起きたのかを時系列でお話しました。

備災講座2

講座の後、残れる方々と昼食をともにし、いくつか質問を受けました。静岡市でもうやはり海沿いに近いところに住んでいるママたちの関心は高いですね。いくつか質問を受け、お話も聞いて短い時間でしたが満足していただけたかなと。これまでの震災でサポートが必要な人々の状況もかなり分かってきており、もういいかなと感じていたところでしたが、まだまだ関心も高くお伝えすることはあるのだと気づき、こうした講座を今後もひろげていくことは大切と感じました。

<hiro>