2016
03.31

ベトナム人親子のための防災ワークショップ

事業:ぼうさいぴっぴ

浜松国際交流協会からの依頼でベトナム人親子のための防災ワークショップを行いました。

浜松市には多くの外国人が住んでいますが、災害時にはどんな行動をとったらよいのか分からない方たちも多く、浜松市多文化共生事業の一環として外国人のための人材育成事業を受託している浜松国際交流協会が静岡県ベトナム人協会の協力を得てこの講座を開きました。参加してくれたのは三方原協働センターで行なわれている日本語教室に通う子ども達とその家族の皆さんです。

今回は通訳の方を介してお話を伝えるという、ぴっぴとしても初めての経験です。やさしい日本語を短い文章で、通訳しやすいように言葉を選んでの講義になりました。

地震だけではなく、今住んでいる環境で起こりうる災害について、どんなことに注意したらいいのか、また、被災してしまった後にどんな行動をとったらよいのかなど、イラストや写真を見ながら学びました。

講座の様子

後半は自分の身を守るために、身の回りにあるものを活用してみましょうと、新聞紙でスリッパ、ごみ袋でカッパづくりに挑戦しました。親子で協力しながら迷うことなくとても器用に作り上げてくれました。

ワークショップの様子

「伝わる言葉」を選んで使うということに気を配った講座になりましたが、通訳があるなしに関わらず、「伝えるための言葉」はとても大切なものだと改めて気づかされました。今後の講座のみならず、日常のコミュニケーションにおいて、また災害時における明解な情報伝達についてもなおさら「伝わる言葉」の重要性を考えさせられ、ぴっぴにとっても大変勉強になる講座となりました。

<やまねくん>