2010
12.18

多摩でぴっぴの防災ワークショップ

事業:ぼうさいぴっぴ

12月12日(日)、多摩市永山公民館で行われたNPO法人シーズネットワーク主催の
「赤ちゃんや幼児がいる家庭の防災啓発プロジェクトABo(アボ)
 楽しく学ぼう!『親子で防災スキルアップ講座』」
で、ぴっぴの防災ワークショップを行いました。

防災ワークショップ

今年は、5月に長野県の木曽福島に行って防災ワークショップを実施し、今度は多摩でというように、様々な地域から依頼がありうれしい限りです。

今回の内容は、防災に関する基礎知識や、カッパ作り、バリバリスリッパという実践を行いました。

防災ワークショップ

防災知識の広がりはあるのですが、実際に被災すると、普段からの地域とのつながりがある人とない人では、精神的にも肉体的にも違ってきます。普段からのつながりを大切にしておくと、おたがいさまの気持ちでの支え合いができるのです。ここが大切ですね。

防災ワークショップ

浜松では、各自治会で子ども会があり、祭りなどのイベントを通して地域の人同士がつながる機会があります。しかし多摩市では、子ども会が必ずしもないということで、地域に若い世代が入り込む機会が少ないということです。このような場合は、なるべく地域のイベントなどに参加したり、幼稚園・保育園・小学校などの役員になったりと、積極的に地域に参加していく気持ちが必要です。このようなことが伝わったかどうかが心配でしたが、参加者からは、「地域とのつながりが大切なことがわかった」という声をいただきました。もちろん、ワークショップの感想でも、「バリバリスリッパ」で、被災後の状況を体験できたのがよかった」という声などもいただきました。

防災ワークショップ

年が明けるとすぐに内閣府の「全国防災まちづくりフォーラム」が有明の丘(東京)で行われます。ぴっぴも参加しますので、これについては後日またご報告します。

(わかば)