2017
02.17

子育て支援ひろば地域支援連絡会でワークショップ実施

事業:その他

浜松市子育て支援事業を行っている「子育て支援ひろば」は、就園前の子どもとその保護者が気軽に集える場所です。浜松市内の24か所で、各々週4~7日開催されています。主に育休中のママや専業主婦のママたちが親子で交流する場です。あまり知られていませんが、妊婦さんも利用できます。また、「ひろさわ すくすくひろば」と「えんしゅうはま すくすくひろば」については、利用対象が小学校6年生までとなり、小学生以上は、子どもだけでの利用もできます。

全区で24か所ある子育て支援ひろばのうち、「地域支援」ということで各区の一ひろばが中心となり、地域全体で子どもの育ち・親の育ちを支援するため、地域の実情に応じて地域に開かれた運営を行い、関係機関や子育て支援活動を実施する団体等と連携の構築を図る事業を行っています。

子育て支援ひろば、つどいの広場、児童館、子育てサークル、こども園、保育園、幼稚園、民生児童委員、主任児童委員、自治会、地区社協、行政などが連携をとり、子育て環境を良くしていくためにそれぞれが持つ課題を話し合ったり、勉強会を行ったりと各区の特性を出しながら行っていくものです。

この事業には浜松市子育て情報センター(ぴっぴ)との協働・情報交換等も行うこととされ、今年度からセンターとして連絡会に出席させていただくことも始まりました。

昨年は中区の連絡会にて、センターに集約された情報や分析を元に「浜松市の現状と課題」としてお話させていただきました。

今年は前回を受けて、「地域の課題と取り組みについて~地域ネットワークづくり~」ということでワークショップを行いました。参加者それぞれの立場で持つ課題をまずは出して、解決するためには誰・あるいはどこと連携をとっていくのがよいのかを話し合いました。今回の出席者は、子育て支援ひろばの担当者、育児サークル関係者、助産師、保健師、主任児童委員さんなどでした。

ひろばワークショップ

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立場が違うともちろん課題も異なり、他の人たちがどんなことで困っているのかがわかります。それを限られた人々で解決しようとせず、地域に存在する人財を使うことが必要です。図式化して視覚で見るとわかりやすくなります。

今回は一例として「連絡会としてどんなことが可能なのか」をワークしました。顔が見える関係はとても重要です。

今後もセンターとして、中間的な立場でこうしたお手伝いをしながら連携をとっていきたいと考えています。

(hiro)