2017
12.18

再検査の通知が届いて

事業:女性のがん検診

スタッフのmiwaです。以前のブログで、無料クーポンなど浜松市の制度を使ったがん検診や、実際に乳がん検診を受けたレポート(無料クーポン、利用しないともったいない!前編後編)を書きました。

今回は、その検診結果が「要精密(再)検査」だったことと、エコー検査(乳腺超音波検査)の様子をお伝えします。

再検査の書類

今年の10月、浜松市の検診制度を利用して数種類のがん検診を受け、その検査結果が、1か月後郵送で届きました。特に体調が悪いこともなく、前回の検診から8か月程しか経っていなかったので、乳がん検診結果の「要精密検査」の文字に、間違っているのでは?と信じられない気持ちでした。

書類を見ると、右胸に問題ありの印があり「局所的非対称性陰影」という項目に○がついていました。まさか、私に限ってと思いつつもネットで調べると、自覚症状がなくてもがんが見つかった例がたくさん載っていて、不安が募る一方。とにかくはっきりさせたかったので、すぐに病院へ予約を入れました。

病院ではまず問診を行い、血縁関係者でがんにかかった人はいないかアレルギーや病歴がないかなど、詳しく聞かれました。

エコー検査そして「エコー検査」を行いました。診察台に仰向けになり、ゼリーを塗った乳房に超音波をあてて、がん組織などの病変を検出する検査です。痛みは全くありませんでした。

左右の胸をそれぞれ検査するのですが、私の場合、右胸に問題ありとなっていたためか、右胸は2人の女性技師さんが1回ずつ、計2回調べてくれました。時間は左右合わせて15分程でした。

検査後しばらくして別の部屋に呼ばれ、乳腺外科の医師より説明がありました。パソコンに左右の胸のエコー写真が表示されていました。

私の右胸に問題があると判断した理由は、マンモグラフィー検査で右胸と左胸が非対称な見え方だったためらしく、写真を見比べるとそれがわかりました。今回のエコー検査の結果、右胸に小さな「水がたまった袋(嚢胞(のうほう))」があり、非対称の原因はそこにあったということでした。特に悪性のものではないので問題ないとのこと。ホッとしました。

エコー検査では、乳腺が白く、がん組織など問題のある箇所は黒く見えるそうです。乳腺の密度が濃い人は白い部分が多く、よく観察しないと見落としてしまうこともあるそうです。丁寧に2人の目で検査したのは、そういった見落としを防ぐためなのでは、と思いました。

結果を聞くまでは気持ちが落ち着かず、もしものことを考えて不安でしたが、今回の再検査によって、自分の身体の状態がよくわかり、逆に安心を得ることができました。そして、やはり定期的な検診は受けるべき!と強く思いました。

乳がんは若いほど進行が早いとも聞きます。自分は健康だから大丈夫、という過信は禁物です。無料クーポンを受け取った場合はもちろんですが、年齢にかかわらず、ぜひ検診を受けてほしいと思います。

(miwa)

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