2016年07月02日

つながる支援パック会計報告

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この度、4月に発災した熊本地震で“熊本地震で被災した子育て家庭に「つながる支援パック」を送るための募金にご協力ください”の呼び掛けに募金で応じていただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました!

たいへん遅くなりましたが、みなさまからお預かりいたしました大切なお金の使途についてご報告いたします。

<募金総額>
¥ 745,939 

<支出>
 
項目金額内容
 物資購入    ¥627,519  物資購入
 バッグ作成¥67,954  バッグ作成(版込み) 
 交通費¥1,460  物資調達
 通信費
¥17,306 
 寄付証明等送付
 支払い手数料 ¥1,296  銀行振込手数料
合計  ¥715,535  


なお、残金+ぴっぴ拠出金と合わせて5万円を、NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンの事務局の方に事情を話し、熊本の子どもたちのために使っていただけるよう改めて寄付という形で託しました。ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。

なお、9月に報告会を行い、熊本での様子などもお話しさせていただく予定です。日時が決まり次第お知らせいたしますので、ぜひ、みなさまご参加いただけますよう、よろしくお願いいたします。

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posted by ぴっぴ at 10:03 | 事業:つながる支援パック

2016年07月01日

つながる支援パックの行方(8)

〜追いかけたからこそわかった!課題と意義〜

“つながる支援パック”を追っかけて熊本へやってきました。
嘉島町が近づくに従い、点々と屋根を覆っている青いビニールシートが目につきます。被災の現実味が一機に飛び込んできた感じがします。

今回の拠点となった嘉島町ボランティアセンターには、つながる支援パックの輸送ボランティアに一役かっていただいた渡辺さんが笑顔で到着を待っていてくれました。すでに前日から熊本に入って活動されていたようです。

周囲への挨拶も早々に、早速、始動開始です。ボランティアセンターの横には社会福祉協議会があり、建物の中には、つながる支援パックの入った箱が一部残っていました。渡辺さんの説明によると、子育て支援の拠点となる子育て支援センターあいあいに引き渡してくださったつながる支援パックですが、子育て支援センターに置くスペースが無かったため、町の救援物資として保管されました。その後、希望に応じて配布されたのだそうですが、多くの救援物資が届いている中で、行政が把握しきれなくなったため残ってしまっていたようなのです。

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そのため、残りを配布することに決め、まずは向かいにある子育て支援センターあいあいを訪ねました。最初にここで配っていただいたので、また必要数をお渡ししたのですが、ちょうど近くの保健センターで午前、午後と健診が行われることを耳にし、保健師さんを訪ねました。そこの保健師さんによれば、嘉島町は人口9,000人くらいですから、子どもの数は多くもなく隣接した益城町に運んだほうがいいのではないかと助言をもらいました。益城町は人口も多いし、この度の地震では被害も大きかった地域でしたから。そこで、健診に来られる子どもたちの必要数を置いて、今度は益城町まで走りました。

益城町保健福祉センターに着くと、建物の外には自衛隊の車がずらりと並び、横にはテント村が続いていました。嘉島町に比べてさすがに人口が多いことがわかります。先程まで車で走ってきた道路の横では多くの崩壊した家をいくつも見かけました。

センターは、入口を入るやいなや、人、人、人です。支援に入っている人々も多く、その中から地元の保健師さんをやっと見つけました。事情を話し、実際に見てもらい、ぜひ、いくつか被災者親子に渡して欲しいとお願いすると快く引き受けてくださるとの返事。つながる支援パックとともに箱詰めのミルクもお願いしました。

その後、残り2つのつながる支援パックを持って菊陽町も訪ねてみました。どんな状態なのか知りたかったこともありますが、こちらは見た感じひどく被災した様子は見受けられないほど。ここで残りをお願いして配布は完了しました。

結局、つながる支援パックの実物を見てもらえれば、どの町も引き受けてくれました。箱詰めでは、外側にものの名前が記載されてはいるものの何なのかわからず、理解されていなかった。これでは即、困った親子に使えるものだとはわからなかったため、放置された原因にもなったのかもしれません。複雑な思いを持った帰り道でした。


こんな経緯でつながる支援パックはすべて熊本で被災された親子のもとに渡ったものと考えられます。

直接、「親子」に渡したかったのですが、支援活動や遠く離れた宿舎に泊まるため、私たちが活動できるのは昼間だけでした。多くの人は日々の生活のため、昼間は仕事や壊れた家の片づけに行かれておりお会いすることができなかったのです。そのため、今回は保健師さんにお願いをしたのでした。

浜松に帰ってから、嘉島町でその後も活動されていた支援者の方に避難所でつながる支援パックのバッグを使ってくれていた人を見かけ、声をかけてくれた後日談が入ってきました。中身は使ってしまったけれど、支援物資をもらうために利用していると答えてくださったそうです。まさに私たちが望んでいる使い方でした!

多くの方々の善意の気持ちとそれを無駄にしないようにとたくさんの方々が、つながる支援パックを熊本に送るのに手伝ってくださいました。ほんとうにこの名のごとく、たくさんの人々がつながった活動でした。私たちの呼び掛けに応じていただき、ありがとうございました!

なお、次回は、会計報告を掲載する予定です。ほんとうに、ありがとうございました!

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 13:08 | 事業:つながる支援パック

2016年06月29日

つながる支援パックの行方(7)

〜ついに熊本へ!「つながる支援パック」を追いかけて〜

熊本に送られた“つながる支援パック”については、ブログ「つながる支援パックの行方」(1)〜(6) で書きました。その後、なんと!どうなったか確かめられるチャンスがめぐってきたのです。

「静岡県ボランティア協会・静岡県社会福祉協議会」が、熊本県上益城郡嘉島町で5月11日〜15日に活動する災害ボランティア第1次隊を派遣するための募集をしたのです。
shienpack3.jpg確かに“つながる支援パック”を熊本までは送りました。もらってくれた親子がいることも渡辺さんから聞きました。ただ、「それで良かったのだろうか?」と私たちの中では自問自答している部分がありました。
というのも、たくさんの人々から支持をいただいて支援物資を送ったものの、自分たちがついて行って最後まで見届けるのが筋だったのではなかったのかという心残りがありました。ですから、この募集の行く先が嘉島町であったことは好都合でした。
「もしかしたらその後の“つながる支援パック”の追跡ができるかもしれなかった」からです。
もちろん、災害ボランティア派遣の主たる目的は、被災者の方々への支援。壊れた家の後片付けや避難所での足湯などを主に行うと聞いたボランティア活動です。足湯は東日本大震災後、支援に行かれた方々が行ったボランティア活動でとても良いとは耳にしていましたが、後日、その効果絶大たることを知ることになりました。

災害ボランティア派遣で熊本に行く旨をメールで渡辺さんに伝えましたが、返信もなく過ぎた出発2日前、突然、渡辺さんからの連絡が入りました。
「今、熊本から帰ったばかりですが、行かれるのなら、これから用事を済ませて、また、熊本に行きます。物資のこともあるし、向こうで落ちあいましょう!」と。
車での移動を主としている方ですが、フットワークの軽さと強靭な体力に驚くこと然り。渡辺さんの郷里でもある熊本への熱い思いと私たちへの協力にはたいへんお世話になりました。
じつは、少し前に “つながる支援パック”を運送していただいた渡辺さんから、「支援パックは嘉島町に引き取ってもらったのだけれど、ミルクはどこも受け入れてもらえなかった」と連絡が入ってきました。粉ミルクについては、ぎりぎりまで数量分の調達ができなかったため、支援パックに入れないで箱のまま運送依頼したのですが、渡辺さんが嘉島町に到着した4月29日、各町の支援物資の受け入れが終了してしまったのです。全国から支援物資が届いて十分な量に達しているので打ち切ることになったのだそうです。支援パックは以前から交渉してあったので受け入れてくれたものの、その他はダメという判断で嘉島町はもとより、隣町の益城町でも受け取ってもらえず渡辺さんの手元にまだあるということでした。
そこで、あらかじめボランティア協会に話して、静岡県のボランティアとして派遣されるのですが決められたボランティア以外のことを行うのを許可してもらうことができました。これで準備はできました。

次回(8)は、いよいよ嘉島町に到着。つながる支援パックが実際どのようになっているかを紹介します。

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 13:30 | 事業:つながる支援パック

2016年06月23日

つながる支援パック 取材を受けました!第3弾!

つながる支援パックについて、中日新聞からも取材を受けました。
主に「子どもがいます」「アレルギーがあります」の2種のマークについての取材でした。6月18日付朝刊に記事が掲載されています。
20160618中日新聞災害時用マーク.jpeg
<中日新聞社許諾済み>
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posted by ぴっぴ at 14:49 | 事業:つながる支援パック

2016年06月22日

熊本支援イベントに協力

6月19日(日)、須山建設本社(中区布橋二丁目)で、潟Aウンズ・ヤナギハラ主催の熊本支援のチャリティーイベントに参加しました。
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ぴっぴとしては、熊本地震発生後に乳児とアレルギーのある乳児のために送った「つながる支援パック」についての報告と、当日「ぴっぴ家族の減災BOOK」または「防災バンダナ」を購入してくれた方からいただいたお金を、主催者に全額寄付しました。

静岡県ボランティア協会のブース内だったので、熊本で実際にボランティアしてきた「お茶と足湯のサービス」も行いました。お茶を飲みながらほっこりすると、知らない人同士でもいろいろと会話がはずみます。
熊本ボランティアの時には、そんな雰囲気で、被災者の方たちから現在困っていることなどを聞いたり、ゆったりと過ごしていただいたりしました。
ボランティアというと、力仕事を想像する方も多いようですが、こんなボランティアもあることを知っていただければ、自分にできることも何かあるのではないかな?という気持ちになるのかもしれません。
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会場では、ポニーややぎとのふれあいコーナーや、おいしい食べ物やくまモングッズ、ゲームコーナーの模擬店、新鮮野菜市、お笑い芸人ライブなどもあり、たくさんの方たちが来場してくれて、にぎやかなイベントとなりました。その勢いのせいか、天気予報ではお昼頃から雨予報でしたが、イベント終了間際に遠慮がちに降り始めた感じがしました。

「ぴっぴ家族の減災BOOK」や「防災バンダナ」を手にしてくれた方からは、「私たちもいつどうなるかわからないから、困ったときはおたがいさまよね」という声もありました。これを機に、気持ちを引き締めて備えを再確認し、助け合いの気持ちを大切にしていきたいものです。

(わかば)

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posted by ぴっぴ at 16:30 | 事業:つながる支援パック

2016年06月03日

つながる支援パック 取材を受けました!第2弾!

つながる支援パックについて、朝日新聞からも取材を受けました。
5月31日付朝刊に記事が掲載され、「子どもがいます」「アレルギーがあります」の2種のマークについても述べられています。

20160531朝日新聞支援パック.jpeg

<朝日新聞社承諾済み・承諾書番号A16-0493>

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posted by ぴっぴ at 11:00 | 事業:つながる支援パック

2016年06月02日

つながる支援パック 取材を受けました!

つながる支援パックについて、毎日新聞の取材を受けました。
その様子が5月26日付朝刊に掲載されています。

20160526毎日新聞支援パック.jpeg
<毎日新聞社許諾済み>

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posted by ぴっぴ at 10:35 | 事業:つながる支援パック

2016年05月26日

つながる支援パックの行方(6)

〜「つながる支援パック」は、ひとり一人の願いの輪〜

4月27日夕方、渡辺さんが2トントラックで小山町から浜松まで来て、「つながる支援パック」を積みこみ、翌朝、熊本県上益城郡嘉島町子育て支援センターあいあいに搬入するということになりました。私たちは、それまでに梱包を済まさなければなりません。なかなか物資が集まらず、梱包作業は物資を送り出す前日にすることになってしまいました。

急遽、ネット上で「つながる支援パック」のセッティングと梱包、翌日のトラックに積み込む作業などを手伝ってくれるボランティアを募集しました。実際には、ぴっぴのスタッフが無理して作業をすればやれないことではなかったかもしれません。しかし、それでも敢えて募集をしたのは、たくさんの人々が寄付してくださったお金でセットする善意の賜物、「つながる支援パック」に関わってもらえれば幸いだと考えたからです。

数人で手分けしてセッティングしていくと、流れ作業で早いのはもちろんのことです。お手伝いに来てくださった方々に「災害時に乳幼児やアレルギーの子どもにはこうしたものが必要となるんだ」と理解していただくことにもつなげたかったのです。

つながる支援パックみなさんに協力していただいたこの日、まだ、集められない物がありました。運び出す当日の朝、ぎりぎり揃うということ。たとえ遅れても渡辺さんが到着する前までにはなんとかしたいと心配でした。しかし、幸いなことに予定どおり午前中には物が揃い、あとは今日届いたものの梱包作業のみ。たまたま、浜松子ども館から打ち合わせに来てくださっていた女性スタッフおふたりに、「つながる支援パック」についての話をしたことから、「被災した子どもたちのために梱包を手伝いたい」と願い出てくださいました。そこで、お言葉に甘えて力仕事もあったのですが、手伝ってもらいました。そして搬入当日も、トラックに積み込む力仕事にボランティアの方々が来て手際よく搬入を手伝ってくれたのです。

翌日の4月27日の夕方、渡辺さんがトラックで到着しました。これまでご本人とは電話では話したものの、初対面の方です。

地震発災後、すぐ熊本まで走り、様子を見てこられ、「支援物資はたくさん来ていている。しかし、山積みになっており、必要な人に必要な物を持っていかないと渡らない様子」と渡辺さん。

「つながる支援パック」に寄せる私たちの思いと、渡辺さんの被災者がたいへんな生活を強いられないように支援したい思いとが、対面で話すうちにさらにつながったような気がしました。

渡辺さんが旅立って行ったこの日、トラックが見えなくなるまで、私たちは何度も手を振って見送っていました。

熊本地震が起きて「熊本で困っている乳幼児親子を助けたい!」と「つながる支援パック」を送るために奔走した2週間。怒涛のような日々でしたが、いちばん私たち、ぴっぴのメンバーが実感したのは、被災された方々に何か役立ちたいと多くの方々が熱い思いを寄せてくださったことです。「つながる支援パック」はネーミングのとおり、ひとり一人の願いの輪がつながって、熊本へ送られたのです。

その後、「つながる支援パック」が熊本でどうなったのか、追っかけをしてきました。それについては、後日、ご報告していく予定です。

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 08:00 | 事業:つながる支援パック

2016年05月25日

つながる支援パックの行方(5)

〜救世主、輸送ボランティアさんが現れた!〜

「資金はなんとかなる!」そんな気持ちは持てたものの、ニーズが変わらないうちに「つながる支援パック」の中身を揃えて送らなければと焦るばかりです。
災害時の支援物資だから特別、企業から物を提供してもらえるかといえば、そうではありません。自己調達です。そのため、バッグの中に入れる10品目リストを見ながら、数を揃えていかなければなりません。最近はネット注文で買い物ができるので便利になりましたが、熊本にいる孫のためにとか、友人家族にとか、私たちと同じ考えを持つ団体もあるのでしょう、既に在庫がほとんど無い物もありました。
つながる支援パック作業「つながる支援パック」調査等でずいぶんとお世話になった企業の方に連絡をとり、なんとかならないでしょうかとお願いもしました。在庫を調べてメーカーから取り寄せる努力をしていただいたのですが、こちらで被災地へ送ろうと決めた期限までにはすべて調達できないとのこと。できる範囲でやっていただけたことに感謝しつつ、足りない物を調達するため、スタッフみんなが市内のあちらこちらを回ることになりました。そして時には夜遅くまで走り回りました。
それでも、十分な数を揃えられなかったのが、アレルギー用のミルク(スティックタイプのもの)です。被災地ではアレルギー用ミルクは不足しているのではないかと危惧してしまいました。そこで、仕方なく大きな缶ミルクを調達しましたが、持ち運びやすく、小分けにできるスティックタイプのミルクは特別であるがゆえに不足がちになったのかもしれません。

物資調達のため走り回るのと並行して、「現地に物資を運ぶにはどうしたら良いのか?」という壁にもぶつかっていました。
すでにニュースでは支援物資が全国から集まり、受け入れ困難な状況にあると報道しています。こちらでもたもたしているうちに、「もう、いらない」と言われたらどうしよう?!
はやる気持ちと共に、輸送手段についてみんなで話し合いが始まりました。当時は、九州自動車道もかなり再開されていましたが、渋滞がひどいという噂もありました。
私たちが輸送手段として考えられる候補は、宅急便、ゆうパック、引越しの運送業者に依頼するという3案。見積りを早急にとると、4、5万はかかりそうです。それに、宅急便などにしても荷物が配送不能(荷受け中止)となっており、救援物資を宅急便で送ろうとしても配送できないという情報もありました。
ほんとうにピンポイントに指定場所まで着くのでしょうか???
そんな時でした。静岡県ボランティア協会の清水さんから連絡が入りました。「つながる支援パック」の話を聞いて、小山町議会議員の渡辺さんと言う方が「輸送ボランティア」を申し出てくださったと連絡が入ったのです。渡辺さんは熊本県出身で、震災後、すぐに熊本に行かれているということで土地勘にも詳しそうです。5年前の東日本大震災の際も物資を運ばれたと言う経験の持ち主です。私たちにとって、まさに救世主到来でした!

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 13:44 | 事業:つながる支援パック

2016年05月24日

つながる支援パックの行方(4)

〜目的がはっきりしていたから、支援が集まった〜

今回は募金についてのお話です。

この活動は、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴの団体としての活動ですから、浜松市子育て情報サイトぴっぴ で呼び掛けることはできません。

SNS.jpgまた、スタッフは皆、日常の仕事がありますから、街頭募金をすることもできません。

そこで、FacebookやTwitterなどのSNSを使い、寄付金募集情報を掲載しました。また、できる限りの方にお知らせをして協力を願う電話をかけ続けました。寄付金募集の期間は約10日。短期決戦です。

先にも書きましたが、熊本地震で被災された方々のため、誰もが何かをしなくてはという思いを持ち、募金されている方は多いと思います。企業に勤めている方の中には「あちらこちらで募金の嵐だ」と表現されていました。様々なところで募金と言われるので、もうすでにしてしまったという返事をいただくことも多々。

しかし一方、SNSではぴっぴの募金情報が拡散されていったのです。これまでにない数のシェア数。多くの人が共感してくださったのでしょうか。

Web掲載の翌日、赤ちゃんを抱っこしたママが「ぴっぴのサイトを見た」とセンターを訪れてくれました。数万円ものお金を寄付してくださり、「東日本の時に寄付したけれど、どんなふうに使われたのかがわからなかった。今回も寄付は考えていたけれど、どこにするかと考えていた。これは目的がよくわかるので、ここにしようねと夫婦で決めた」と話してくれました。

その後も子連れのママたちが「家族で話し合った」「子どもが寄付しに行こうと自ら言ってくれた」など、たくさんの方々が毎日、訪れてくれました。また、これまでお付き合いいただいている会員さんや他団体の方々も、「顔の見える関係があるからここに」と、自ら来てくださったり、振り込みしてくださったり。

10日で50万円の目標額は「むずかしいよ」と、経験からアドバイスしてくださった方がいました。ですが、額は集計するまでわからないとしても、たくさんの善意が積み重なって見えるのがとても感動的だったのです。

「目的がはっきりしているから」寄付された方々がそう言ってくださったことで、スタッフみんなの励みになり、明るい見通しが立ったような気持ちでした。

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 14:14 | 事業:つながる支援パック

2016年05月23日

つながる支援パックの行方(3)

〜支援先が見つかった!〜

相次ぐ地震の中で、被災された乳幼児家庭に“「つながる支援パック」を送りたい”
そんなことから始まった活動です。

さて、いったいどこに送ったら子育て家庭にピンポイントに届くのでしょう。すでに行政主導で支援物資は送られていると、ニュースでは伝わってきます。東日本大震災時の教訓か、身体障害者や乳幼児の話題も新聞等で目にしました。けれど、どれだけ支援物資が行きわたっているのか?

東日本大震災の時、支援物資はニュースなどで報道された所に多く集まり、報道されなかったところには支援が行き渡らなかったと聞きました。その教訓が今回は活かされているのでしょうか。日々刻々と、支援物資がたくさん集まり始めているので寄付金で支援しようという動きさえ出てきていました。ぴっぴの「つながる支援パック」はもうすでに必要ないのか、と不安でした。

子育て広場 あいあい受け入れ先を探して、あちらこちらに問い合わせをしました。そんな中、朗報が入りました。支援先が見つかったのです!

地震後の4月19日に、静岡県ボランティア協会の清水さんより嘉島町の子育て支援センターで受け入れてくれるとのことでした。これには、小山町議会議員の渡辺さんと言う方が関わってくださっていました。渡辺さんは地震後、熊本に入られ益城町で活動中に「つながる支援パック」を清水さんから受入調整を依頼され、すぐに動いて嘉島町役場に行き,住民課長と調整してくださったのでした。

当時、嘉島町は現地からの要請を受けて静岡県が職員を派遣することになった場所でした。

※渡辺さんについて詳細は つながる支援パックの行方(5)に登場します

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 14:10 | 事業:つながる支援パック

2016年05月20日

つながる支援パックの行方(2)

〜資金調達に不安は募るばかり〜

「つながる支援パック」のバッグを発注したものの、週末を挟んでしまうので搬入されるのは週明けになると発注元からの連絡が。そこで、ロゴを印刷するにも時間がかかるので、緊急対策としてバッグの持ち手にタグをつけることになりました。

つながる支援パックこれまで「つながる支援パック」の作成経緯や使い道について、何度か行政や一部の企業に話をしてきており、実用化に向けて検討してきていたところでした。その最中に起きた災害でしたので、発送にあたり、少しでも支援が得られる算段はできないかと相談に行きました。

しかし、この時ばかりは、「他からも依頼が相次ぎ、1NPOにのみを支援をすることはできない」という企業の回答でした。バッグの費用は団体で買うと決めたものの、詰め込む中身や輸送費を考えると、「いったい、いくらかかるのだろう・・・」と気が遠くなってきました。

そこで、資金集めについて相談するため、震災がつなぐ全国ネットワーク 事務局の松山さんがいらっしゃる名古屋の活動場所を訪れました。たまたま名古屋駅前を通り過ぎようとした時、認定NPO法人レスキューストックヤード のスタッフさんたちの街頭募金活動に出会いました。災害時、この団体の被災者支援はとても素晴らしい活動です。すでにスタッフは熊本入りされて現地支援を検討されているというところでした。

松山さんにお会いしての第一声は「募金活動をするべきだ」というものでした。団体支援のための助成金を得るにしても悠長な時間はありません。すでに多くの団体やメディアなどの“熊本地震への募金活動”は始まっています。それなのに、今から募金活動を行ってお金が集まるのだろうか?不安は募るばかりでした。

(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 16:00 | 事業:つながる支援パック

2016年05月19日

つながる支援パックの行方(1)

〜支援活動は突然始まった〜

「つながる支援パック」平成28年熊本地震被災地に送るための募金にご協力いただき誠にありがとうございました。たくさんの方々から心をこめた募金をいただき、ぴっぴは責務を果たさなければと一同考え行動しています。この災害でぴっぴがどのように行動してきたのかをブログでお伝えしていきます。
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「つながる支援パック」については、これまでお伝えしていた通り、バッグに10品目をまとめて入れて、災害時には要支援者である、乳幼児がいる家庭やアレルギーの子どもがいる家庭に配布できるようにしたいと考えていました。
これについては2月9日のブログ「つながる支援パック」にて書きました。
あとは、災害時にどのようにものを調達し、被災したところへ運び込むかでした。そのために、浜松市危機管理課や企業など聞き取りを重ね実現できる模式図を漠然と描いていた状態だったのです。

そこへ4月14日(木)熊本県熊本地方で震度7の地震が発生しました。
翌日、「つながる支援パック」を始動させるべきか?そう相談する間もなく、出すべきだとスタッフの間から声が!心強い言葉です。
そして、その間にまた熊本県では震度7の地震が起きて被害は大きくなっていました。

しかし、理想的なしくみを考えているばかりで、ほんとうに適用できるのか?不安もよぎります。
でも、きっと必要となるはず。不謹慎ですが災害が起きて始動してみないとわからないというのが事実です。

そうは決断したものの手元には実は何もなかったのです。
最近、「つながる支援パック」は試供品として2枚ほど作ったばかり。大量に作るとなればもちろんお金がかかります。資金をどうするか?その算段も考えていた最中の災害でした。この時ばかりはぴっぴがこれまでに非常用にと貯めてきたお金から出そうということになりました。そこで、“子どもがいます”“アレルギーがあります”バッグを各50枚発注することから始まりました。
(hiro)
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熊本地震「つながる支援パックの行方」シリーズ

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posted by ぴっぴ at 17:00 | 事業:つながる支援パック

2016年04月21日

【緊急!】熊本で困っている乳幼児親子を助けたい!募金にご協力ください!

熊本地震で被災した子育て家庭に「つながる支援パック」を送るための募金にご協力ください

平成28年4月14日に発生した熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震により、熊本県益城町を中心に大きな被害が出ています。現在も非常に多くの方々が不自由な避難生活をされ、その中には乳幼児の子育てをしている家庭の方々も多数いらっしゃいます。このような方々を少しでも助けたく、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴでは、子育て家庭に必要な物資を送ることを計画しています。その資金とさせていただくための募金を、本日平成28年4月21日(木曜日)から4月30日(土曜日)まで募集します。みんなで力を合わせ、同じ子育て中の家族の力になりましょう!皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

■募金の使い道 今、本当に困っている子育て家庭へと、ピンポイントで確実に渡します!
今、支援が必要な子育て家庭が多数集まっている、熊本県上益城郡嘉島町の「子育て支援センターあいあい」に「つながる支援パック」(乳幼児家庭に必要な物品をセットしたバッグ)100個を届けます(100個のうち50個は、アレルギーのためのセットです)。このパックの中身の商品(ミルクや離乳食など)と、パックを現地に送り届ける輸送費に使わせていただきます。
●くり返し使える丈夫な布バッグに入れ、必要なもの一式をセットにして各家庭に渡します!
●10種類もの必要品がセットされているので、何度も子連れで支援物資の配給に並ばなくてよくなります!
●バックの制作にかかる費用は、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴが拠出します。

bosaipack1.JPG bosaipack2.JPG
(画像は支援物資のイメージです。実際に送るものとは異なる場合があります)

■受付期間 平成28年4月21日(木曜日)から4月30日(土曜日)まで
■目標額 50万円
■募金方法  ※ひと口1,000円より受付させていただきます。

★募金くださった方には、「ぴっぴ家族の減災ブック」を一冊、差し上げます。

<直接ご持参いただく方法>※4月24日(日)は受付できません。ご了承ください。
NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴまで、直接ご持参ください。
寄附金をいただいた方には、必ず「寄付金受領証明書」を発行いたします。
受付窓口の設置先:浜松市子育て情報センター(浜松市中区中央3丁目4-18)
◎地図:http://kosodate.hamamatsu-pippi.net/access.html

<送金によりご支援いただく方法>
◎銀行振込を利用 →下記の口座までお振込みください(恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください)。
銀行振込された場合は、事務局まで電話(053-457-3418)にてご一報お願いいたします。
静岡銀行 富塚支店
口座番号:普通預金 0436056
口座名義:トクヒ)はままつ子育てネットワークぴっぴ
(カナ) トクヒ)ハママツコソダテネットワークピッピ

◎郵便振替を利用→下記の口座までお振込みください(恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください)。
口座番号:00830-2-55822
口座名称:はままつ子育てネットワークぴっぴ
 
<現金書留でお送りいただく方法>
現金書留用の封筒に現金を封入し、NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ(〒430-0929浜松市中区中央3丁目4-18 浜松市子育て情報センター指定管理者)まで郵送してください(恐れ入りますが、郵便料金はご負担ください)。封筒には、お名前・ご住所・電話番号・在中金額を明記してくださ い。寄付金が届きしだい、寄付金受領証明書を郵送いたします。

【つながる支援パックとは】
ぴっぴでは、災害時に乳児家庭は支援物資として何を貰えたら助かるのかを調査し、最少限の10品目に絞りました。それら物資をひとまとめにしたものが「つながる支援パック」です。
乳児用のいる家庭だけに支援物資が配られれば「なぜこの家族だけがもらえるのか?」という世間の目もあるでしょう。そこで、要配慮者である子育て家庭のため、子育てに必要なものが入っていることを示すため、シンボルマークをデザインしました。“子どもがいます。いざという時たすけてください”という言葉を添え、子どもがいる家庭だとの理解を促します。
災害時の被災地では誰もが大変な目に遭い、心の余裕を無くしているかもしれませんが、お互いに、いるもの・いらないものを工面しあって助けあえるかもしれません。ものを交換しあい、気持ちがつながれるようにと「つながる支援パック」という名がつけられました。
また、特に配慮が必要なアレルギー患者用の支援物資には「アレルギーがあります」というロゴを入れたバッグを用い、支援を行います。
◎説明はこちら
http://blog.hamamatsu-pippi.net/article/173784107.html

■お問い合わせ先
NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ 
電話:053-457-3418
E-Mail:pippi@hamamatsu-pippi.net

<税制優遇措置について>※今回の募金は寄附に相当し、以下の税制優遇措置が受けられます。
認定(仮認定)NPO法人へ寄付をして下さった場合には、税制上の優遇措置を受ける事ができます。

(1) 個人が寄附した場合 確定申告をすることにより
・一定限度内で所得税(国税)の寄附金控除(所得控除または税額控除)を受けることができます。
・個人住民税の寄附金税額控除を受けることができます。
(寄附金を支出した翌年の1月1日現在、浜松市内にお住まいの方が対象)

(2)企業・団体が寄付した場合 確定申告をすることにより
・一定限度内で寄附金額に応じた特別損金算入(経費処理)が認められます。

※確定申告には「寄附金受領証明書」(後日発行します)が必要になりますので大切に保管して下さい。確定申告等の詳しい手続きについては、「国税庁ホームページ」等を参照するほか、最寄りの税務署へお問合せください。


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posted by ぴっぴ at 13:52 | 事業:つながる支援パック

2016年02月09日

つながる支援パック

これまで、防災パックプロジェクトの始まりから経過を1年ほどブログで紹介してきました。今後、現在の状況と伝えられていない補足の話題を掲載していく予定です。

今回は「つながる支援パック」についてです。
防災パックプロジェクトでぴっぴは、災害時要配慮者と考えられる乳幼児を視野に入れて検討してきました。たくさんの調査をし、支援物資として災害時に乳幼児家庭は何をもらえたら助かるのかを探り最低限の10品目に絞りました。その物資をひとまとめにしたものが防災パックです。そして、支援物資10品目を入れるのに何が必要かも併せて検討してきました。
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そして、これまでの経緯の中で詳細な説明をしていませんが、最初は輸送に運びやすい、避難所でテーブル替わりに使えるなどということから箱詰めを考案してきたのですが、最終的には箱詰めではなくバッグ詰めになりました。箱だと災害時に狭い避難所では邪魔になる、ものを運ぶのならバッグが良いというのが多くの人々からの意見でした。ただ、バッグに乳幼児用の支援物資をもらっても「なんでこの家族だけ支援物資がもらえるのか」と単純に見た人たちは思うでしょう。

そこで、要配慮者であり、子ども特有のものが入っていることを示すためのロゴを考えました。“子どもがいます。いざという時たすけてください”という言葉を添えたものです。配給された後に足りなくなった物資を足すにしても、もらうにしてもこの支援バッグのロゴを見てもらえば、子どもがいる家庭だと理解はしてもらえます。

災害時の被災地ではもしかしたら誰もがピリピリしているかもしれないけれど、子育て家庭同士、またはそうでない家庭が相互で いる/いらない ものを工面して助け合えるかもしれません。大変な時だけれど、その一助としてものを交換しあえる、気持ちがつながれるようにと「つながる支援パック」という名がつけられました。

この「つながる支援パック」という名称は、その後に検討したアレルギー患者用にも「アレルギーがあります」というロゴを入れたバッグとして同じように使おうと考えています。
<hiro>

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posted by ぴっぴ at 16:19 | 事業:つながる支援パック

2015年09月14日

つながる支援パック

9月4日(金)アクトイベントホールで催された“ふじさんっこ応援フェスタ”で、「つながる支援パック」を公表しました。

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昨年、みんなの浜松創造事業で受託された防災パックプロジェクトですが、今年は受託をせずに自主的に継続して進めています。以下は今回の公表についてです。

東日本大震災時、乳幼児家庭のような要支援者が支援物資をもらうにあたり、長蛇の列に並ばなければならなかったという事実がありました。そこで有事には支援物資一式をパックにしたもの“つながる支援パック”(当団体が独自に命名)を自治体から配布されることを提案します。

これは、「備蓄用」「持ち出し用」ではありません。内容については、これまでの調査及び昨年度実施したアンケート調査によるもので最低あったら良いもの10品目に限定しました。

“つながる支援パック”の意味は以下によるものです。

  • 被災地と支援する側がつながる
  • このパックで数日間の子どもの生活がつながる
  • このような知恵を次世代につなげる

なお、支援物資を入れたバック(こちらは“そなえと子バック”)には、子どものいる家庭であることを知ってもらい、配慮をお願いするために「子どもがいます」が表記されています。

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会場では、たくさんのブースが出展して、来場者も平日にも関わらずたくさんありました。そんな中で、「このバックはなに?」と興味を示してくれた方が多くて説明のし甲斐もありました。そなえと子バックについて、大きさや布の厚さなどもアンケートをとることができました。今後、すべてを併せて有事(何もない方がよいですが)には1セットでもらえるようになるように浜松市に提案をしていきます。

<hiro>

中日新聞ふじさんっこつながる支援パック
9月5日付中日新聞朝刊に掲載されました。(中日新聞社許諾済み)

静岡新聞子育て応援フェスタ
9月8日付静岡新聞朝刊に掲載されました。(静岡新聞社掲載済み)


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posted by ぴっぴ at 09:00 | 事業:つながる支援パック