2014
09.22

防災パックを考える(1)

事業:防災パックプロジェクト

子育てサークル「うくれれくらぶ雄踏」のみなさんと、防災講座を行いました。
今回は、「みんなのはままつ創造プロジェクト」でやっている「みんなで作る防災パックプロジェクト」の一環です。
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参加してくれたママたちは、西区在住の方がほとんど。中には海から走って5分以内くらいのところに住んでいる方もいました。そのためか、地震や津波に関する関心は高く、切羽詰った感じを受けるほどです。
基本的な災害への備えの話をしてから、今回のプロジェクトの柱でもある「防災パック」について、みなさんの意見を出してもらいました。
ここでいう「防災パック」というのは、非常用持ち出し品や備蓄品ではありません。災害時に「支援物資」として送られてくるものを指しています。
非常用持ち出し品にしても、支援物資としても、たくさん準備してすべてを活用できればそれに越したことはありません。しかし、持ち出すには持ち出す重量の限度がありますし、支援物資をもらうとしても、贅沢はできません。そのため、できる限り日常生活に近い生活をするために、どんなものが最低限必要となるかを取捨選択しなければなりません。
今回受講した皆さんは、家に帰ってから、自分たちの準備している備えがそのままでよいのかどうかを考えてくれていることでしょう。
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10月にはまた違うメンバーと、同じ講座を行いますが、そこではどんな意見が出るか楽しみです。

(わかば)

みんなで作る防災パックプロジェクト